貴房本殿
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りくりゅうペア似顔絵

たまには時事ネタイラストを...

りくりゅうペア(三浦璃来さん・木原龍一さん)を描きました✏️😊
 逆転金メダルおめでとうございます✨️🥇✨️

三光信仰!? 石岡の月天宮

僕は茨城県水戸市出身で、高校を卒業して神奈川県に移って一人暮らしをし、そこで32年の時を経て、去年2025年に茨城県に戻り移住しました。
元々茨城にいた高校生の頃から結構神社や歴史が好きで、意識的に色んな謂れのある場所に行ってみてたのですが、今回あらためて茨城に戻って、初めて知ることが多くて驚いています。

驚いた事は色々あるんですが、一つ自分的にこれからの探索のきっかけになったなと思うのが、今回取り上げる石岡市の「月天宮」と、そこから繋がった「三光信仰」です。

去年の夏に所用で石岡市(茨城県南部の都市)を訪れた時、住宅地を車で通っていてふと横目に入ってきたのが「月天宮」と書かれた幟と石の鳥居でした。
小さなお宮でしたが、「月天宮」という三文字には結構なインパクトを感じました。
「なんて読むんだろう?げってんぐう?がってんぐう?」などと思いながらその時はさらに先の「石岡城跡」を見に行く途中だったので通り過ぎました。


石岡城跡を後にして、たまたまお会いした地元の方に道を教えていただいた時、その方が「あんた達、がってんぐうのとこ通って来たでしょ?あの道をね...」とおっしゃって「あぁ、さっきの月天宮はがってんぐうと読むのか!」と腑に落ちました。
いや、まず音が面白いですよね。がってんぐー。
そして、あまり聞かない神社名です。少なくとも僕は聞いたことありませんでした。稲荷神社とか、何処どこ八幡宮とか、そういうのとは雰囲気が違う独特の字面と響き...。


その後石岡でその日の本命の用事があったので、その前に月天宮に寄ってみようか、と思い同じ道を辿るも、住宅地の建物や塀の角度の関係でしょうか、なぜか月天宮の幟も鳥居も見付けられず、仕方ないのでその日は月天宮は諦め本命の用事に向かい、そして帰宅したのでした。

で、その後ネットで色々調べてみると、石岡には「府中三光宮(ふちゅうさんこうぐう)」と呼ばれる三つのお宮ががあるらしい。
三光というのは、3つの光、すなわち、月・日・星のことだそうです。


そういえばサンコウチョウという鳥がいて、鳴き声が「ツキ ヒ ホシ ホイホイホイ」と聞こえるのが名前の由来だと小学生の頃何かのテレビCMで言ってました。
で、日本にはこの三光つまり月・日・星の組み合わせに対する信仰があり、「三光信仰」と呼ぶらしい。
ほええ、日本古来の信仰などにも興味を持って生きてきたはずなのに、今まで三光信仰というものを知りませんでした!

「府中三光宮」は、この月天宮と、さらに「日天宮」「星宮神社」の3つのお宮のことらしい。
この「府中三光宮」を知った事をきっかけに、常陸国(ひたちのくに。茨城県の古名)の歴史あらためて面白いな!色々調べたい!と思って、さらなる発見に繋がっていく、言ってみれば「冒険の旅の入口」になった気がしてます。

で、今年2026年1月3日にあらためて石岡の月天宮にお参り&見学できる機会に恵まれ、行ってきました✨️

こちらが月天宮の入口です。

「月天宮」「月読命」と書かれた幟が。

石の鳥居。


石岡市教育委員会による説明板。


ここには月天宮がいつ頃の時代に創建されたのか、

詳しくは書かれていませんが、

「常陸国衙が置かれた石岡には...」
「現存するのは...」
とされているのは、国衙が置かれた時代に創建されたと推定されてるのでしょうか。


あ、常陸国衙(ひたちこくが)というのは、常陸国府の政庁のことです。
国府が置かれたのは奈良時代初頭、西暦で言うと700年代初頭くらいです。
この時代頃から律令制がスタートして、全国の「国」に地方役所として国府・国衙が作られました。


説明板の書き方から察するに、国府との関係から近い時代に月天宮(及び府中三光宮)も作られたと思われるが、決定的な文献等は無いので確定できない、と行ったところかと思われます。

こちらが月天宮の本殿です。


小さなお宮なので、よくある拝殿と本殿が別れている形式ではなく、本殿のみなんですね。

説明板には「本殿のうしろには、参拝口と同じ大きさの奥の宮が張り出しになっている」と記されてました。

実際に本殿のうしろに張り出しがあり、この部分が奥の宮ということですね。


ご神体が納められているのはこの奥の宮の部分なのでしょう。
つまり、奥の宮が一般的な神社で言う本殿に相当してて、本殿と呼ばれてる建物主体部分は一般的にな神社で言う拝殿に相当するものと思われます。

説明板に書いてあったとおり、こちらの月天宮のご祭神は「月読命(つくよみのみこと)」です。
月の神様ですね。
日本神話に登場する、天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟で、素戔嗚尊(すさのおのみこと)のお兄さんです。
なんとなく、ギリシャ神話とかローマ神話とかだと月の神といえば女神なので個人的にはそのイメージが強いんですが、月読命は男神とされてます。
月読命のイメージイラスト描いてみましたが、どっちともとれる雰囲気にしてみました。


お参りを済ませて、境内全体をじっくり見学させていただきます。

こちらは鳥居のすぐ近くにある「弘法大師堂」。

説明板に「念仏講中の老人たちが(中略)念仏往生お祈願したという百万遍数珠が保存されている」と記されていたお堂ですね。

本殿向かって右手のお堂は「子安観音堂」。


赤ちゃんを抱く観音像が安置されてます。
子安観音とは、安産や幼児の成長を守護するという観世音菩薩、なのだそう。
(また、かつての隠れキリシタンもマリアとキリストの聖母子像を表向き子安観音としていた例もあるそうです)

本殿向かって左側、こちらの祠は何をお祀りしてるのかは分かりませんでした。

木の枠?で祠を囲っているのがちょっと珍しいなと思いました。初めて見たかも。

こちらは「石尊大権現」の碑。



石尊権現・石尊大権現というのは神奈川県の大山の山岳信仰と、修験道的な信仰が融合した神仏習合の神、なのだそうです。
去年まで長く神奈川県に住んでいた僕としては、大山は近所のちょっと眺めの良いところから普通に見れた山なので親近感あります(^^
というわりには大山に登ったことはないのですが...;
江戸時代、大山詣りをする“大山講”が流行したので、この地域にも大山講があったのでしょう。
石尊、という字面からして岩石信仰(これの歴史もまた古いのです)の匂いがしますが、実際大山には磐座(いわくら。岩石を神の依代もしくは神そのものとして信仰したもの)があるそうです。
なのでもしかしたら、碑のとなりの↓この平たい岩を磐座と見立ててるのかも?とも思いました。


ということで、「府中三光宮」の一つ、月天宮を一通り見学させていただきました。


「三光」なのでまだ「日」と「星」が残っています。
そこからも色々現在面白いことが繋がってきてるのですが、長いのでまた今度続きを書きます✊️

2026年明けました♪

明けましておめでとうございます🌅
本年もよろしくお願い申し上げます😊

貴房は去年、実家のある茨城県常陸大宮市に引っ越してきまして、
当地での最初の正月を迎えることができました。

いつもお世話になってる長倉宿の竹◯さんからお誘いいただき、

地元の氏神様「長倉天満神社」で年越しをしました⛩️

天満神社での年越し参加にともない、大事な役目を仰せつかりました。
拝殿の前に掲げられて、参拝客が自由に豊富や願い事を書き入れる大絵馬の絵を描く、というお仕事。
貴房と、パートナーの画家えいこさんの二人で合作した絵馬が↓こちら。


向かって左の鹿毛の馬がえいこさん作、右の白馬が貴房作です。

絵馬は幅180cm程あります。

 

大晦日22時頃から年越しに向けて境内の準備のお手伝いなどを初めて、23時過ぎくらいからぼちぼちと年越しの参拝客の方がお参りに来られます。

境内には温かい甘酒と鶏汁が用意してあり、参拝客に振る舞われます。

あったまるわ~♪

境内の枯れ枝などを燃やす炎も勢いよく、暖を取れます。
竹◯いわく、このドラム缶の炉は4号機で燃焼力が高い傑作、4号機なのだとか。

そして日付が変わり1月1日になった時間あたりには最も賑やかになり、
絵馬に書き込んでくれる参拝客さんも。

皆さんの書き込みは初詣だけではなく、以後も結構ちょいちょい書き足してくれる人がいるので、これからどう変化していくのか楽しみです✨️

境内裏の駐車場にはこんな竹灯籠も設置され、目を楽しませてくれます。




という感じで、楽しく2026年を迎えることができました✨️

絵馬の絵と同じ構図で作った年賀絵が↓こちらです✏️😊

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