(Dさんのお悩み)激しい自己否定と他者批判

こんにちは。タラニさん。
自分はおかしいかも知れませんか、実は最近ある人から悪口を叩かれているような気がしてクヨクヨ思い悩んでいます。
たとえば、私の事を「出来ていないとか」とか「嫌な奴だ」とか、批判されたり、嫌われたりされたりしているような気がして、自分の中で自己否定、自責などが荒らしのように始まりしんどくて何もできなくなります。
こんなこと何かおかしい、人生を損して疲弊している。。。
エネルギーを吸い取られて、心理的レイプになっているような怖さがあって、次第にひとりぼっちになっています。
タラニさん、こんな自己否定癖はどうしたらいいですか?

自己否定Dさん

 

「自責タイプ」「他責タイプ」「内省タイプ」



人から何か言われているような気がするって怖いですよね。

 

そんな経験をされている苦しみに共感します。

 

疲れますよね。

 

でも、Dさんは「私なんて、ダメなんですぅ」なんて、自分から言っちゃっていませんか?

 

それでは自虐しているのと同じでお辛いでしょう。

 

タラニもよくやってしまうので、そのしんどさ分かります。

 

どうぞ緊張している胸を深呼吸でお楽にして下さいね。

 

自己否定感を3つのタイプに分けてみるとしたら「内省タイプ」から「自責タイプ」から「他責タイプ」とタラニは段階的に分けられるとおもいます。

 

人から攻められていると感じて自己否定するDさんは「自責タイプ」の段階だといえますね。

 

 

ありのままの自分を表現したら、嫌われるのが怖い


「自責タイプ」の人は日頃から自分のことを「ダメだ」と否定しています。

 

その「ダメだ」を深掘りすると「怖い」「悪いことが起きる」「人から嫌われてしまう」という呪いが見え隠れしているように気がつきませんか?(カウンセラーさんから気づかせてもらったんですが)

 

そして、裏面上では「優秀でいなければならない」「出来なければならない」「人から好かれなくてはならない」「立派で、見栄えが良くて、ハキハキして、堂々としていなければならない」等と無意識に思い込んでいませんか?

 

たとえば、あなたにとって「立派で堂々としている自分」を見せようとすることは、嫌われるかもしれないので、とても怖いことではありませんか?

 

それよりも、過去の自分のセルフイメージのまま弱い自分でいる方が安全でいられると思い込んでいませんか。

 

人は慣れ親しんだ習慣に浸かり続けようとする動物的な本能が働くものなのです。

 

そのことを「ホメオスタシス(生体恒常性)」といったり、「慣れ親しんだ茨のベッド」と言ったりします。

 

なので、過去の習慣が苦痛であても、それを続けてしまう行動を選択してしまうのです。

 

なので、ネガティブは嫌だと思っても、人に対して「私なんてダメですよ」と言ってしまったり、人からバカにされないかソワソワ、ザワザワして落着きがなかったりして、神経をすり減らしてしまうのです。

 

その挙句の果てには、「こんな自分でごめんなさい」と申し訳なさそうにふるまい、過剰な気遣いを相手にしてしまいがちです。

 

そのネガティブは何から自分を守っているのでしょうか?
 

自分はネガティブになることで、自分の何を守ろうとしているのでしょうか?

 

出来ない自分
弱い自分
依存的な自分
負ける自分
劣等な自分

 

頭ではそんなことないと思っても直すことが出来ません。
 

頭ではありのままの自分を認めて、自己肯定感をあげるといいと分かっても、実際にはそのようにできません。

 

なぜでしょうか?

 

ありのままの自分を出そうとすると
 

昔、子供の頃にお母さんに心配されたことを
 

反射的に思い出してしまって
 

「もっと、ちゃんとしなくちゃお母さんから嫌われる」
 

なんて無意識的に脳内や自律神経で反応して震えていたりするんですよね。
 

幼少期からずっと、たとえば「もっと、元気で堂々とした出来る子」を母親から求められたり期待されたりして、当時の子供心には嫌と言えなかった辛いみじめな思いが心の傷として残っていたりするんですよね。

 

だから、傷つく前に自分のことをあらかじめ否定しちゃって、先ほどあげた「出来ない自分」を出さないようにしてしるんですよね。

 

もし、「出来なくて」親の気分が動転してしまったりしたら怖いし辛いですからね。

 

でも、もういい加減そういう親子のマゾヒズムな世界から抜け出しませんか?

 

自己否定に気が付いているDさんならもうあと一歩で、過去の囚われの世界から抜け出せると思うんです。

 

「自分が自分との約束を守れなかったりして
 

自分で自分を責めてクヨクヨしたり、
 

誰も怒っていないのに
 

過去の親を現在の相手と思い違いをして
 

怖くないのにオドオドして、
 

過去の失敗を未解決のまま引きずっていて
 

今は何も悪くないのにペコペコしていませんか?」

 

悪いことが起こらないように、

 

人から嫌われないように、

 

仲間から見捨てられないように、

 

努力していませんか?


そして、現実から逃げていませんか?



でも、もう一度、俯瞰して目の前の相手を見て見ましょう。

 

そして、また自分の本当の価値を承認してあげましょう。

 

それでは、タロットでみていきましょう。

 

 

タロットカード

 

1,Dさん自身のセルフイメージ

 

長年かけて波瀾万丈な人生を乗り越えてきています。

苦労の渦中にあった時は、やろうとしてもできなかったことに、やっと今、集中できるようになりました。

今こそ、なりたかった自分になれているのにも関わらず、過去の自分に囚われていて、それを認められていないのはDさん自身なのです。

自分に挑戦し続けて、まだまだ、もっともっという向上心は悪いことではありませんが、突っ走っていて自分を振り返らなければありのままの自分を否定し続けることになると思いませんか?

そんな感情豊かで努力家のDさんのイメージですが、自己否定が強く悩みがちでナカナカ成功できないセルフイメージをも持っています。そして、ネガティブな感情も強く引き寄せています。

 

 

2,周りから見たあなたのイメージ

 

あなたは周りの人から不自由のない恵まれた環境の中にいて、好きなことにもチャレンジできて思い通りの人生を楽しんいるように見えます。
でも、ポジティブな外側の様子が見える半面では、内面ではそういう自分に満足できずに余計なことに手を出して失敗しネガティブになっているようにも見えています。

ポジティブもネガティブもあなたは向上心が強く純粋な子どものように夢を追いかけているように傍からは見えています。

 

 

3,あなたの潜在意識 

 

Dさんの分身が暗い部屋の隅でうずくまっています。

その分身は思いっきり自由に輝きたいと思っています。

救い出せるのはDさんだけの状態です。なぜなら、Dさんは何者かに囚われているようで、実際には、自分自身が自分の過去の記憶を捕えてしまっているからです。


 

4,あなたへのアドバイス

 

あなたはタンタンとしていいのに急に不安に襲われてしまいます。周りにもそういうあなたは伝わっています。

急に不安になるのは過去に傷ついたからです。過去の未解決の傷を解き放しましょう。

それが出来なければ、新しい良い習慣も出来ていかないと認識してください。

それよりも先ず、自分がすでに十分であること認めてあげましょう。

 

 

 

弱さを認めることは、怒られたり怖いことではないのです。
弱さを認めることは、解放という喜びを得ることなんです。

 

自分の心の傷がいつどうやってできたかを分かるだけでも現実は大きく変わります。

例えば、まだ子供だった頃のお母さんが大人になったあなたの脳中で一日中に何万回も、あなたに向かって厳しく語りかけているのかも知れません。
子供を心配する先祖代々の親の声が言霊になってDNAに残っているのかも知れません。
先祖子々孫々のために、そのことに気づいてあげませんか。

タラニが親の代わりに言います。


「もうあなたは十分すてきな大人です。」
「自分の思った通り生きても誰も注意したりしません。」
「なりたい自分になっていいし、やりたいことをやっていいのです。」
「そんなに心配しないでいいから、思いっきりやってごらん。」
「さあ、明るく広い世界に、暖かい太陽の光が降り注いでいますよ。」
「愛と勇気を胸に、一緒に、一歩を前に踏み出してみましょう。」

 

 

 

いつも、あなたが幸せになるように祈っています。

 

あなたの幼少期や恋愛の心の傷を癒し、
暖かいコミュニケーションで幸せに導く 
占いカウンセラー タラニより