メンタライゼーションとは、問題に気づいて、感情を調節すること

 

自己や他者の行為を、心理状態に基づいた意味のあるものとして理解すること。

 

一般的に4歳から6歳頃には健康にメンタライズする能力が育つ。

 

 

しかし、大人になってからでも、メンタライゼーションを育てることはいつからでも出来る。


 

 

  ミラーリングとは、

 

相手と同じような態度を取ること(同調)

「実情に伴っているが、でも完全じゃない。」(随伴性)

「これはおまえの感情だというマーク付きを付ける」(有標性)

このようなミラーリングがメンタライゼーション力を育てる

 

ミラーリングしてもらうと子どもは気持ちよく感じたり、苦痛が徐々に低下していったっりします(ダウン レギュレイション)

 

主体的な感覚自己コントロールの感覚が基本的に心地好いものを生み出す。

 

親が子どもをミラーリング仕返してあげると、子どもは自分のセルフイメージを取り込み、内在化して自分の中に「セルフ、観ている私」をもるようになる。

 

 

  フェルトセンス

 

自分のフェルトセンスに気がつき光を当てて見渡し「分る」能力それがメンタライゼーション力です。

 

司令塔のセルフと電線でつながっている。警笛が鳴るシステムがある。

 

フェルトセンスとセルフ(アダルト・観ている私)は子どもの内的世界の中で象徴的につながって言いく。

 

セルフイメージとセルフ(アダルト・観ている私)はつながっている事は健康なこと。

 

 

  メンタライゼーションの発達4段階

 

心的現実モード(乳児)

心理と現実が分離モード(幼児)ごっごあそび

心理目的論モード(病的BPD)おためし行動 いいね軸 

メンタライゼーションモード(落ち着いているとき)発言行動は背景にある心理の表れだと理解する。感情が働いている

 

メンタライゼーション力は状況によって変化する、ピンチではより原始的なモードに退行する

 

 

  病気の原因

 

・心の発達がどこかで引っかかって止まってしまった。

 

・あるべき養育を(環境)受けれなかった。

 

・乳幼児期の母親の機能(内的対象の形成)を受けれなかった。

 

・ピンチの時に退行する

 

 

ポイント 

 

・メンタライゼーションは心の中に 自己肯定感、セルフイメージを育てることが出来る

 

・養育者が子どもに(実情に随伴して、マーク付きの、消化された情動を)ミラーリングすることで子どもの苦痛が静まる。この体験を通して子どもは心の内に「自己肯定感」を内在化する

 

・メンタライゼーション力は、主体的に、感情調節する能力を育てる。(快)

 

・境界例、AC,C-PTSD、の人は、目的論モードの留まりやすい。条件付きのいいね軸。

 

  


    

治療方法


人と交流する。

不安を言葉にして、問題解決に向けて対処する。

混乱を紐解いて小さくして一つずつ対処する。