とある内的作業モデル

 

とある養育者は自分も不安が強いので、

 

自分が安心している時は赤ちゃんに対してきちんと対応できるけれど

 

不安が高まってくると自分のことでいっぱいいっぱいになり

 

赤ちゃんに対応できない人だったとしましょう。

 

すると赤ちゃんは 自分が必要で何かシグナルを送っても

 

養育者がちゃんと対応してくれるかどうか予想がつかないわけです。

 

だからいつも自分は一人になってしまうのではないかと不安が強くなってしまうのです。

 

 

そういった不安定な内的作業システムが出来てしまうと

 

大人になって頼りにしたい人や親しくなりたい人が現れても

 

その人たちが自分が必要な時にそこにいてくれると思えないで

 

どうしても不安が高くなり、出来る限り一人にならないように

 

相手を様々な方法でつなぎ止めようとします。(しがみつき行動など)

 

 

 

  4つのアタッチメントモデル

 

 

①安定型  養育者が安定して自分が必要な時にそこにいてくれる。

      関係性に対する不安が少なく

      自分の感情を感じることが出来、他者に伝えることも出来る

 

②不安型  一貫性のない関りをする親

      自分は独りぼっちという感覚がある

      そばにいてくれる親密な人がいてもなかなか不安が収まらない

 

③回避型  養育者がニーズを否定したりする

      自分のニースは自分でどうにかしなくてはならないと感じている

      自分や他者のニーズを最小化して体験を回避し

      なんでも独りで解決しようとする

 

④混乱型  養育者が未解決のトラウマがあり

      子どもを怖がらせたり、怖がったりして、ニーズを満たしてもらえない

      自分にも他人にも甘えられた頼れない

      感情恐怖症 

 

 

 

  愛し愛される関わりを対話で紡いでいくこと「共育ち家族」