『DV・虐待加害者の実態を知る』ランディ・バンクロフト著 参考

 

  真実とは

 

「DV被害者が再び自分を信じられるようになるためには、

 

真実を知ること。

 

それから目を離さないでいられるようにするためのサポートを受けること。」

 

 

 

真実とは

 

加害者は被害者のことを否定したいのだということと、

 

被害者自身の考えや感情を消し去り、

 

加害者が考えること、感じることに入れ替えたいということ。(同一化、コピー)

 

 

(私の場合)

確かに、前夫は加害者の考え方を持っていた。

 

そして、何度も否定されて自尊心を傷つけられ、次第に自分を見失った時期がある。

 

次に、その苦しみから逃れるために、斎藤学先生の本を読んで勉強し立ち上がったことがある。

 

立ち上がった私は離婚するために両親に相談したことがある。

 

そん時は、私は離婚をもう決意していた後だったけど、

 

実母は、電話で一言「我慢できないあんたが悪い」と嫌みを言った。

 

営業マンの実父は、出張にかこつけて、前夫と義両親と話すために来てくれた。

 

前夫はすっぽかして、彼の実家に現れなかった。

 

そして、義両親とだけ一言ずつ交わし、父が「仕方がない」と言って、義両親も「もともと全然合わなかった」と言われて、離婚の話し合いは終わった。

 

 

私は、家裁に離婚調停を申告した。

 

そして、10年間の地獄の結婚生活にピリオドを打てた。

 

終わってみたら、前夫には新しい家庭がすでに出来ていた。

 

私はビックリしてその速さにあきれた((笑))

 

 

 

 

 

  加害者の強引なやり方とは?

 

 

・料理、家事の非難

・子育ての無理解や非難やコントロール

・能力向上や社会経験や個人の喜びの機会の搾取

・人格否定、決めつけ

 

これらの領域において、必ず否定し、苦言暴言を吐き、

口げんかに勝つことに異常なほどに執着していた。

 

これらの領域において、私の自由意思は認められず

絶えず小さな文句を言われ続けた(ストックホルム症候群)

 

これらの領域について、私は自分がおかしいからだ、

自分が出来ていないからだ、自分が悪いのだと、と、

確かに信じてしまっていた。

 

離婚してから約四半世紀

やっと私はおかしくなかったし、出来ていたし、よくやっていたことが分かるようになった。それが真実だと分かる。

 

 

 

  フィードバック

 

私は子供と別れた自分自身を無力に感じて無価値感を抱いて、

 

自分で自分を親失格のレッテルを貼っていたが、

 

 

 

実は、当時の真実は、加害者が面会の権利を利用して、裏で私をバカにして

 

まだ、まだ、幼過ぎる子供達を遊園地などに連れて行き

 

お菓子やおもちゃを大量に買い与えて麻痺させて誘拐した。

 

 

 

そう言っても、よかったのだ。

 

 

ただ、たとえ、私が言ったとしても、誰も私を信じてくれる人はいないと

 

100%私自身が思っていたので、そんなことは出来なかったけれど。

 

それが、被害者の心理だったのだ。

 

私の内心は分かっていたけれど、それこそ私は無力だった。グルグルグル~~~~

 

 

 

今、真実を言語化できたなら、

 

もう、止めよう。

 

もう、二度と嫌だ。

 

これからは、自分を「信じ切る」意識をし始め、生き直すこと。