『身体がノーと言うとき』
ガボール・マテ
伊藤はるみ訳
タイプA:「怒りっぽい、気持ちが張り詰めている、素早い、攻撃的、コントロールしたがる」心臓病にかかりやすい
タイプB:バランスのとれた穏健な性格で、何かに駆り立てられたり、我を忘れて感情を爆発させることはない
タイプC:「過度に協力的、忍耐強い、受動的、自己主張に欠ける、従順、一見タイプBにも見え、どちらも快活で気楽だが、タイプBの人は怒り、恐れ、悲しみなどの感情を容易に表現できるのに対し、タイプCの人はネガティブな感情を抑え込んで抑圧してしまう一方で、強くて幸福そうな表向きの顔を保とうとする」
生理的なストレス
ネガティブ感情の否認または抑圧
感じがいい人という外見をしている
他者を不快にするような反応の抑圧
闘争の回避、ノーが言えない
自分の怒りに気づけない
+
子ども時代の抑圧の防衛
自分の感情が表現できない
自分の希望が無視される
優しさにつけ込まれる
=
病気
ストレスが溜まり、ひどくなる
生理的バランスと崩す
免疫系の抵抗力を弱める
感情表現は子ども時代に学ぶもの
自分の感情を効果的に表現する方法を身につけないと
何らかの感情を体験したすることが
生理的なダメージに変換されてしまう
感情の抑圧は、子どもが生きるために身につけた行動パターンであり環境への反応
実は無意識に身につけた習慣的な防衛のテクニック
乳幼児が、自分の要求がかなえられないと感じたときに
強迫的な対処パターンを身につけ
細かいことにいちいち不安になる可能性がある
そういう子どもは状況をコントロール出来ないと大きなストレスを感じて
自分の人生と周囲の全てをコントロールしないと自分の要求は満たされないと
無意識のうちに信じ込んでしまう
やがて成長し、そうした態度が周囲から嫌われてしまうと
そもそも精神的な欠乏感から必死で対処した結果だったのに
それに自己嫌悪を感じて傷ついてしまう。セルフアタック
子どもの頃、悲しかったり、混乱したり、怒りを感じたりしたときに、それを話す相手が居ないまま一人で抑圧した。
両親はその子を傷つけようとしてとかいう意図が在るわけではなく
①「両親が自分の子どもから感じ取った不安や怒りや悲しみに怯えてしまう」
②「両親が忙しすぎて、疲れてイライラしたりして、子どもに気が回らない」
「自律」自己調整能力とよい「人間関係の安定」は健康に欠かせない
親密回避 人依存 他人軸 孤独 怒れない人は生理的ストレスが多く病気になりやすい
人は愛を教えられて学ぶのではなく、愛されることで愛を学ぶ
受容
気づき
子どもの頃から、甘えたい気持ち、愛されたい気持ち、くつろぎたい気持ちを出さないようにしてきた。なぜなら、出すと怒られる、嫌われる、傷つく、間違ってしまうから。
怒り
怒りは怖いこと、いけないことと決断してしまい、感じられない。
どうせ、アナタも私を責めるんでしょう。
利用だけするんでしょう。否定しガッカリするんでしょう。
だったらもう、何も言わない。主体的にしないで服従する。
自律
アタッチメント
アサーション