反復性トラウマ体験の後、どのような症状が現れるのか?

トラウマとは、メルマガ3日目はどのような症状が現れるのかについて考えてみたいと思います。

症状は個人差が大きく、個人の弱いところに出やすいものですが、それでも、逃れることが困難な状況の中、日常的に繰り返し過酷な出来事にさらされたことで、複雑な症状を見せることには変わりありません。

さらに、その状況が去った後、時間と共に忘れられず、急にそのことを思い出し(フラッシュバック)、また、フラッシュバック後は、気が休まらずに心身の変化が慢性的に残り続けるということです。

では、それらを以下に、まとめてみました。

 

反復性トラウマ(複雑性PDSD)症状の特徴とは、

●再体験  勝手に記憶がよみがえり、記憶調節障害がある。

●回避  思い出すような状況を前もって自ら避け、適切な行動が出来ない。

●脅威感 神経が高ぶり、体の状態を上手にコントロール出来ない。

●感情調節障害 感情の調節が出来ないとか、自分の気持ちが分からない。

●認知調節障害 ネガティブな自己像、極端な自己否定、世間を見る視野が狭い。

●対人関係障害 他者との関係を維持し、親しくなることが難しくなる。

『トラウマのことが分かる本』白川美也子監修講談社

 

以上のような特徴があげられています。

ということで、自然な人間らしい反応として、トラウマの影響が長引くと、自分に自信が持てず、自分で決めたり行動したりすることが下手になります。自分の感情、思考、感覚を我慢しすぎて限界に達すると感情あふれ出してしまい調節が出来ない、行動に誤作動が起きる、感覚が過敏になるなどで、人生の旅路を安全に安心感で歩み続けることが困難になります。

自分で書いて、辛い・・・なんて人生って残酷なんでしょう(..;)

でも、このような症状が私だけでもなく、直らないわけでもないと、知ることは今後の人生を歩んで行くためには有意義ですね。

ということで、めげずにご案内します。

次回、4日目はトラウマがあっても気づきにくい理由「ストレスとトラウマの違い」をお伝えしたいと思います。

 

さて、トラウマを抱えているかも知れないと思われた方は、私のサイトもチェックしてみてくださいね。
 

私のカウンセリングでは、

1,信頼関係が結び、

2,傾聴し、

3,現在どのような症状をに悩んでいるのかプロセスする

4,中核感情へアプローチしていきます。

 

では、また!

 

 

 

2022年9月25日(日)13:30~