「能ある鷹は爪を隠す」
これが戦略で人生の最善の策ならば問題はない。
しかし、
「能はあってもそれを認めないで無いものにする」
ならば、
これは防衛反応であって生きづらさの原因になる。
例えば、
過去に、
「お前が悪いんだ」「お前がどこかおかしい、足りないんだ」と
思い込まされた人は、
恥の恐怖を抱えてしまいます。
すると、
「こんなはずかしい私では いけないはずだ。」
「こんな私の思ったように やっちゃいけないはずだ」と考え込んでしまいます。
恥の恐怖や不安や罪悪感に心をブロックされてしまう。
(専門的な勉強をしている人は、制御感情=ビリーフ、信念、思い込みについている感情、感覚、思考と言い換えるといいかも知れない)
つまり、
どんなに純粋に成功したいと願っても
いつも常にどこでも、「恥の恐怖や不安や罪悪感」が付きまとってきて
「こんな自分ではいけない」
だから、
「もっと頑張らなければいけない。」
「もっといい人間じゃないと自分には価値がない」
等と口走るようになり、
「私は無力で出来ません。」と真顔で言うようになる。
だから、
自分の力を手放して
代わりにあなた(親や夫や他の誰かに)やってくださいと依存する。
いつまでたっても、
人に頼ったり、
教えてもらわないと、
出来ない自分、
ダメな自分で居続けて
結局は
無力感を味わう。
それでも、完全に甘えられたり
依存できたわけではない
偏った自己責任の自分の狭い世界の中に閉じこもったまま
今までは
仕方なかったとしよう。
でも、もうそろそろ、
いや いまこそ、
「自分の力を信じてみよう」
「自分の力でやってみよう」
「自分の力を発揮しても出来なかったらそれはそれ」
他の誰もおかしいとか間違いとか
大人の私に
叱ったり、笑ってくる者はもういない
一番大事な自分を信頼して
一番大事な自分のために体験を重ねる
すると、
やっと、体験を通してリアルな視界が啓けて
本当に自分が必要としていることが分かるようになる。
幻想の世界から 現実の世界を生きている感覚だ。
その時に、はっきり気づく、分かる。
いかに自分がダメで出来ないということを
自分はダメだと思い込みに囚われていたことにただ気づく!!
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(回想)
あっ!そうか!
私は子供の頃に母親から
「あれしちゃダメ」「これしちゃダメ」と禁止されたり、
過干渉、ヒステリー気味に育てられたんだな💡
だから、自立して自分の力で実践することが
怖くなっちゃたんだな~~~~~
なるほど!
我が子にも同じ過干渉やっているぞ!
だから、息子も自分でやることが怖いし対人恐怖症のような症状があるんだな!
母親の心配性はもう止めよう。
間違ったやり方で「
能ある鷹は爪を隠す」の道徳を
母親の私に教えてくれていたのですね。
なんだか、やっと謎が解けてきました。
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自分の力を信じることは根本ですね。
そして、ことわざの本当の意味を実践します。
これを読んでくださったあなたが
もし、同じような「依存」と「無力感」に悩まされていましたら
せひ、一度、私にご相談ください。