ある民泊ゲストの話していたことをメモ風に書き留めると以下のようになる。

 

 

「自分は日本語を勉強して、「どういたしまして。」というフレーズを学んだけれども、実際は一度も日本人が言っているのを聞かなかった。」

 

 

つまり、こういうことだろう。

・「サンキュー」⇒「ありがとう。」

・「ユア ウェルカム」⇒「どういたしまして。」

と習ったが、日本人は「どういたしまして。」を言わないで

「イエイエ、ごめんね。」とか「そんなことない、気にしないで」等と言っている。

 

 

まとめると、「ありがとう」の後には、「どういたしまして」の代わりに

日本では自己卑下的なことばを使う(吐く)らしいと

外国人は学習してしまっていることになる。

 

 

これは、自己肯定感のない、まさに私のことなのでドキッと動揺したが、

どうも、私だけではなく日本人が全般的によく使う感覚の表現らしいのだ。

 

自分がよその人から「ありがとう。」と言われることが 

まるでもったいないことだったり、いけないことかのように捉えて、

拒否っている人は意外にも多いのかも知れない。

 

自分はゲストに必要以上のサービスを与えていながら、

 

ゲストからの「感謝感激の言葉のお返し」は受け取らない態度の現れなのである。

 

 

感謝を受け取ってもらえなかったゲストは一方通行の会話に

物足りなさを感じて悲しくなったり落ち込んだりしてしまう場合もあるのだ。

 

だから、相手から「ありがとう」などのリップサービスをもらったら、

 

「イエイエ」と却下したり、拒絶したりしないで、

 

いったんその言葉を受け取ってにこやかに素直に喜んで

「どういたしまして。」YOU'RE WELLCOMと返答するのが

普通に自己肯定感のある対応だと分かるのだ。

 

私だって、お客様から褒めていただいてもいいのだ。

 

褒め言葉や感謝の言葉を受け取ることは 世界平和なのだ。\(^_^)/

 

こうやってゲストの気持ちを汲んでいる「私って素敵だよ。」

 

私1,「素敵って言ってくれて、ありがとう、私。」(^_-)

 

私2,「どういたしまして、何回でもあなたは素敵だって言いたいよ。」(*^_^*)

 

私1、「まあ、ありがとう。」(^O^)

 

私2、「どういたしまして。」(^_^)v