こどもたちと一緒に本を読む、っていうことは、とても大切なことです。
楽しい時間や、物語や、疑問や、笑いや、悲しみや、驚き...それらをわかちあう、shareする習慣があったら、
きっと、現実の生活の中でも、いろんな経験をshareできると思います。

先日、ひとりの小学二年生が、レオ・レオーニの「スイミー」のお話のことを、一生懸命話していました。
もう一人の子に、「スイミー」読んだことある?と聞くと、「うん、この間模擬テストに出てて読んだ」。
模擬テストでも、読んで心に残っていてよかったね。
でも、テストとは関係なく、人生の楽しみとして本を読み、いろんなことを探求し、新しいことに出会うのが
日常っていうほうがステキじゃない?

おお、前置きが長くなりました!
ヘレン・クーパーさんのPumpkin Soup三部作は、どれもとっても楽しくて、
幼い子供たちが経験する不安や友だちとのトラブル、そして成長がしっかりテーマになっていて、
読みたびにいいな~、って思います。
三部作は、Pumpkin Soup、A Pipkin of Pepper、Deliciousの三冊!

http://www.wormworks.com/helenpages/hchome.htm

Pumpkin Soupは、なかよしのネコとリスとアヒルがいっしょに作るおいしいカボチャスープのお話し。
それぞれが役割を持っていて、とってもうまくいってるんだけど、...。
実際、子供たちって、本当はおとながやってること、料理でも仕事でも、手伝いたくてたまらなかったりする、
おとなの方では、手伝ってもらった方が、ずっとタイヘ~ンって思っちゃったり...。
いろんなことを考えながら読んじゃいますね~。
文章にもリズムがあって、とってもしゃれていますよ。
英語版には、とっても上手な朗読(イギリス英語)のCD付きがあります。素晴らしいです。
日本語版もでていますね。

あ、でも、小さい子供たちに読んであげるときに、いきなりCD聞かせるより、
まず親が聞いて、楽しんでから、子供たちに読んであげましょうね。
その時に、知らない言葉があったら、辞書を引いて、確かめてから読んであげましょう。

二作目と三作目も大好きです。CD付きがあればいいのに、と思います。

夜寝る前に一緒に読む本で、最後に眠くなってお休みってならない本もいいですよね。

そういえば、Helen Cooperさんには、The Baby Who Wouldn't Go to Bed(寝ようとしない赤ちゃん)
っていう、おもしろい作品もありました~。高田英語学園、まこと先生のティーチャー・リコメンズ!