【韓国レポート その4】
韓国旅行のレポートのつづきです。
【くちづけ鑑賞】
わたしよりも一日遅れてソウル入りした宅間孝行さんと金田明夫さんと大学路劇場通りにあるカフェで合流しました。
二人に会った瞬間「なんかいつものタカじゃないみたい。元気っつーか、イキイキしてるよね~」「若返った?」「目の力が違う!」などと言われ、「日本でタカはいつも暗いんですよ~((笑))」などとプロデューサーの李さんに説明していました。
金田さんなんて「タカの元気な笑顔を見られたから、もう日本に帰ってもいいな」なんて言っていたくらいで、わたしホントにもの凄くテンションが上がっていたみたいです。だって決して普段そんなに暗いわけじゃないですもん。
でもカフェモカを飲みながらチラシを見ていたら、すぐに二人もわたしのテンションに追い付いてギラギラしてきました。
さぁ~いよいよ韓国旅行の一番の目的である『くちづけ』韓国バージョンの鑑賞!
タイトルは『くちづけ』ではなく『7/30』
韓国では『くちづけ』では誤解を生みやすいので、“30歳なのに7歳の知能の女の子”という意味で『7/30』だそうです。
わたしが『くちづけ』をやった時は当初知能レベル3歳の設定で、公演途中から5歳に変更していたのですが、韓国では7歳の設定でした。
キャストは東京セレソンデラックス版よりも少なくて、グループホームの先生夫婦は奥さん一人に、警官は居なくて、その役どころは漫画の編集者やグループホーム職員に合体していました。
上演時間も1時間30分と短かったです。
まだ台詞を覚えていたので「あ~今はあの台詞を言ったんだな~」って感じで、ハングル語でも問題なく舞台の世界に入ることが出来ました。
それどころか、内容を全て知っているにも拘わらず、笑って泣きました。
『7/30』はダブルキャストだったので、わたしは翌日も観に行きました。
自分が演じた役を他の女優さんが演じるのを観られる機会なんて滅多にないので、両方拝見させていただきました。とても勉強になりました。
『7/30』は好評で、再演されるそうです。
公演後、韓国のキャストの方たちとお話させていただきました。
そして、父親役の金さんと韓国スタッフの方たちと食事をしました。
役作りについてなど、話はつきませんでした。
料理ですが、ドンちゃんは「コギコギ」と言っていました。お肉は豚の三枚肉で、それを石で焼いてから野菜に包んで食べたのですが、「サムギョプサルとはちょっと違うかな~」とのこと。
わたしには同じに感じました。
李さんとヘジンちゃんと奈美ちゃんは通訳で大変な食事会だったと思いますが、おかげで楽しく食事をすることができました
わたしはそのあとヘジンちゃんとドンちゃんと奈美ちゃんと韓国のスイーツを食べに繰り出しましたが、宅間さんと金田さんはスイートな夜の街にドロンしました。
つづく