『医師とのコミュニケーション』
今日は週刊誌の対談企画のため、大阪に行ってきました。
週刊誌の詳細と対談の内容は、情報解禁になり次第お知らせします。
本日対談した先生は、私のまどろっこしいお話や質問にも、根気よく耳を傾けてくださり、
濁さず、簡潔に
わかりやすく、ゆったり
お話ししてくださいました。
患者さんにもこのように対応してらっしゃるんだろうな~、と想像できる先生でした。
そんな、患者の側に寄り添った先生にお会いすると、私は胸が熱くなります。
なんとなく、救われたような気持ちになります。
ドクターと患者
ストレスなくコミュニケーションが成立する関係が理想的ですが…
これがなかなか、難しいんですよね…
まず、
病気になったり、長患いになったりすると、不安になりますよね。
そのうえ、
初めて耳にする病名や、初めてトライする治療法なんかが出てくると、私なんかは直ぐにはドクターのお話を理解できません。
でも、
医師に質問すると、イライラ空気であからさまに
ーその説明したところで、君にわかるの?
みたいな態度をされたり…
ー病気になったのは君の責任でしょ?
みたいな感じで怒られたり…
「お忙しいうえに、先生にとっては毎日している説明なのかもしれませんが、こちら側は初めてなんですから、些細なことでもお時間の許す限り、キチンと説明してください」
という言葉を、何度飲み込んだことか…。
ー亡き父が、癌になったときのこと。
総合病院の外科医に
「手の施しようがないステージです。もって3か月です。退院して自宅療養をおすすめします」
と、説明もめんどくさそうに言われました。
ショックで倒れそうでしたが、セカンド・オピニオンを考えて
「検査結果をいただけますか?」
と訊いたら
「検査結果が欲しいなんて初めてです。それは渡せません。どこに行かれても同じですよ」
と、半分鼻で笑われてるような言い方であしらわれました。
今でも、思い出すと吐き気がするくらい酷い対応でしたが、おかげで家族一丸となって父の闘病生活を共にする覚悟が出来ました。
そして、退院して、患者側に寄り添った治療をしてくれる病院を見つけて、父は1年半延命することが出来ました。
それ以来私は、説明をはしょったり、言葉を濁す医師を信頼できない傾向があります。
幸運なことに現在の私は、不妊治療、出産、そして家族でお世話になっている内科や耳鼻咽喉科の主治医や看護師さんたちに、とても恵まれています。
⚪︎治療とメンタルは切り離せないこと
⚪︎病や治療法を理解することで余計な不安を抱かなくなること
などなどを、主治医の先生から教わったくらい、丁寧に接していただいています。
あらためて、医師とのコミュニケーションがいかに大事なことかを痛感しています。
治療で辛い思いをしているうえに、医師とのコミュニケーションで悩まれている方の心が折れないことを祈っています。
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