お金についての失敗に先回りして備えたい。
そんな方に読んで欲しい本があります。
秒で億を稼ぐ男と言われた与沢翼さんが書いた「お金の真理」という本です。
本書を読むとお金の守り方、作り方、増やし方がわかってきます。
それではいきましょう。
お金の真理を読むべき人
本書は以下のような悩みを抱えている人におすすめです。
- マネーリテラシーをつけたい人
- お金持ちはどんな事をしているのか知りたい人
- お金について何をすればいいかわからない人
「お金の真理」はお金を増やす方法と注意点を教えてくれる本です。
「お金の真理」から得られる3つの注意点
①欲に溺れるな
欲に溺れるな。とはよく聞くし、思いますよね。実際”欲に溺れる”とはどんな状態なのでしょうか?
一言で言えば”足るを知らない”状態が欲に溺れている状態と考えます。
すでに手にしている物にはすぐに飽きてしまい、新しい別の何かを求め続けるゾンビ状態。
そうなると別の何かを手に入れても永久に満足する事はありません。
でも何かを手に入れるにはお金が必要。欲に溺れるなという理由がわかったかと思います。
では、欲に溺れない為にはどうすればいいか?
それは”足るを知る”事が必要です。
②足るを知る
古代中国の思想家「老子」の言葉で、「足るを知るものは富む」ということわざがあります。
”足るを知る”を知らないが故に起こる悲劇は往々にして存在します。
例えば繁盛している飲食店を経営しているとします。
多くのショッピングモールから声がかかり、店舗を増やす分だけ、利益を出します。
もっと利益が欲しいとおもうあまり、大事な事を忘れ、無謀な出店攻勢を続けますが、市場はついて来られなくなります。
資金繰りは悪化の一途をたどり焼け野原を見て思うのです。あのとき満足しておけばと。
後述で私の失敗談をお伝えしますが、このような話はたくさんあり、
その全てが”足るを知る”を知らないが故に起こる悲劇なのです。
そして貯めた資金が全てなくなり。ゼロからスタートせざるをえないのです。
お金を無駄にしないため、自分が充分と感じられる状態を見つけておきましょう。
③期待値は低く
期待値を低くとは一体何の期待値でしょうか?
それは「儲かるかもしれない」という期待値です。
私は以前株をやっていました。
最初は1.5倍の利益を出しました。振り返ればラッキーパンチだったのですが、ここで期待が大きくなってしまったのです。
もっと稼げるかもしれない。そしたら高級ホテルのフレンチを食べよう。あれもしよう。これもしよう。
そしてある朝、株価は大暴落。
期待値が低ければ、状況を分析して学びを次に活かせたでしょうが、期待値が高かった私は心が折れてしまいました。
あの日をどう過ごしたか全く覚えていません。
もし、期待値が低ければ前述の通り学びを得て続けていたでしょう。
期待値が低いということ。それは続けられるということ。
続けられるからこそコツも掴んで儲けも出せるようになり、結果的には損も取り返す事が出来るのです。
だから期待値は低く始めましょう。
まとめ
以上で「お金の真理」についての解説は以上になります。
今回取り上げた3つの言葉を言い換えると以下のようになります。
- 足るを知る→必要なお金を知る
- 欲に溺れない→無駄なお金を使わない
- 期待値は低く→新しい収入の道を作る