こんばんは!
久ぶりに、松下幸之助さん「道をひらく」からです。
「岐路にたちつつ」
動物園の動物は、食べる不安は何もない。
他の動物から危害を加えられる心配も何もない。
きまった時間に、いろいろと栄養ある食べ物が与えられ、
保護されたオリのなかで、ねそべり、あくびをし、ゆうゆうたるものである。
しかしそれで彼らは喜んでいるだろうか。
その心は分からないけれど、それでも彼らが、
身の危険にさらされながら、果てしない野原をかけめぐって
いるときの幸せを、時に心に浮かべているような気もするのである。
お互いに、いっさい何の不安もなく、危険もなければ心配もなく、
したがって苦心する必要もなければ努力する必要もない、
そんな境遇に憧れることがしばしばある。
しかしはたしてその境遇から力強い生きがいが生まれるだろうか。
やはり次々と困難に直面し、右すべきか左すべきかの不安な
岐路にたちつつも、あらゆる力を傾け、生命をかけてそれを切りぬけてゆく
そこにこそ人間としていちばん充実した張りのある生活があるともいえよう。
なに不自由ない生活はつまらない。
時に困難に立ち向かい、道をきりひらいてこそ
充実した生活がまっている思う。
人生は修行である。
TAKA(。-∀-)