できたよヽ(=´▽`=)ﾉ

薄い本が出来上がったよヽ(=´▽`=)ﾉ

今まで、自分でかいた薄い本を

作ったことがなかった私だったけれど、

これからは、

薄い本を

自分でかいて作ったことがある私

になるわけだ。

だから何だと言われれば、

別に、それだけのことなんだけれど、

私にはそれで充分。

できあがりは

24日着予定だったんだけど、

印刷所が私のためにがんばって

前倒しで

心をこめてつくってくれたようです。

（そういうことにしておきましょう）

締切りよりも早めに入稿してたので、

一日くらいは早く出してくれるかなと

ほんのり期待してたんだけど、

まさかここまでがんばってくれるとは

思っていなかっただけに、

心の準備が……

昨日、発送連絡をもらってから、

そんな感じでハカハカしておりました。

完全に、地に足ついてない状態だったと思います。

奇しくも昨日は夕方から

ブラックキャットな派遣先で

荷物の仕分けなんかをやってたんですが、

その過酷な労働の最中も、

「ああ、西で働く私よ、

たのむから私宛の荷物を

大切に扱っておくれ」と、

そればかりを祈り、

間違っても荷物事故とかで

派手に箱損傷とかはやめてくれよ、

私は担当したことがあるから知っているのだが、

破損とか汚損の場合は

荷物の写真撮って書類作るんだよ……

さすがにさ、

この表紙の絵柄で

荷物事故の写真とか撮られて

社内の担当者に晒されるのは

勘弁だ(;´д｀)

なので、

外箱からして

思いの外

良好な状態で

手元に届いた時は、

本当にホッといたしました。

あんなに本の完成を

楽しみにしていたのに、

いざ実物が届くとなると、

ものすごくこわくなってしまうものです。

私がイメージしているようなものとは

かけ離れた仕上がりだったらどうしよう、って。

紙の印刷物って、

現物見ないと

どのくらい何が表現されてるかって

わからないんですよね。

文字だけのものならともかく、

今回は絵がメインで、

表紙ほか、色部分もありなわけで、

私も不慣れ。

基本本文モノクロなんだけれど、

グレースケールで作った原稿が

どのくらい私が意図するように

印刷されてくるか、

ホントわからなくて、

そこはもう、

出来上がってくるものが最高なんだ、

ということにして

信じておまかせしたよ。

実際は、

がんばって濃淡つけた部分とか

真っ黒になってたり、なんてとこも

あるにはありましたが、

そこはもう、

笑えばいい感じ。

印刷出す前は

そういう不安って

数限りなくあったんだけど、

想像して不安がっていても

どうにもならないからね、

とにかく、

実際一度作ってみるのが

一番でした。

うん、

思ったよりも黒かったな。

でも、

不満はなにもないよ。

表紙と裏表紙で

ガラッとイメージが変わるんだが、

こんな薄っぺらい本で

厚みなんて1.2ミリしかないというのに、

ちゃんと、

はみださないで

表裏つくってくれた。

印刷の誤差で、

どっちかに柄がずれ込んでも

しょうがないかな、くらいには

覚悟していたんだけど、

ホント、印刷屋さんすごいよ。

もう、とりあえず表紙さえ

そこそこな見栄えになってれば

一応並べられるし（おい！）

やっぱ完璧だわ。

上質90ｋｇって、

せめて110ｋｇにならないかなぁ、

なんてのも、杞憂だった。

心配だった裏うつりも

ほとんど気にならないレベルだったし、

思ったほどチープな感覚じゃなかったわ。

これなら全然アリだわ（本の作りとしての話。

絵のうまさとかのことではない）

本の構成上の台割も

やっぱりこれがベストだった。

作ってみて、

現物見て、

あー、これでよかったんだ、って

あらためて思ったよ。

開封する前に、

私はこの本を手にとった時、

どう思うんだろうか、なんて

想像したんだけれど、

やっぱり、自分がかいたものって、

愛おしくはあるけれど

どうしても客観的に見られなくて、

内容もギミックも

知っちゃってる自分が

まっこと悔しいわ！

半年前の自分に見せてやりたかったよ(´；ω；｀)

というわけで、

やっと、

ハカハカも落ち着いてきました。

本届いた！とか、

開封した直後に

どこかで報告したかったんだけど、

やっぱり、

ここで一番に告げたかった。

もっと何か

いいこと書きたかったんだけど、

まだ思いもうまくまとまらないし、

自分がどう感じてるかも

あんましはっきりしなくて

（ごめん、

ギリギリまで

ノベルティ作る予定で

そっちに意識がいってるからかも）

ある意味、

原稿かきあげて、

「やっぱこれ、すげぇわ。」って

自分で心から思えた時に、

もう終わってるといえば

終わってたことでもあるからねぇ。

ああ、でも、

これだけは言えるな。

作ってよかった。

これ以上の本は

作れる気がしない、と

前に書いたのだけど、

さて、どうだろうなぁ。

何とも、今はわからない。

でも、

作れるかどうかは別として、

この先、

さらなるチャレンジがしたいとは、

絶対に思わないだろうな、

という気は、

何故かしないな。

今はちょっとそこまで

考えられないや。

あまりに、

熱量こめすぎたからね、

少なくとも、

マンガ本は

しばらく作んないと思うわ。

もしかしたら、

この先一生、

お絵かき本は

作らないかも。

仮にそうだったとしても、

私が唯一作った本が

これでよかった、と思う。

100％私の好きだけでできてる本だ。

私の、

私による、

私のための本だな。

これをつくることができて、

ホント、よかった。

ほんとに、よかった。

語彙力がヤバすぎるけど、

それしか言うことがない。

増刷するなら、

今度は表紙マットPPにしてみたいな

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