タイトルからして、

私がいかにひねくれてるかが

伺えますな^^;

 

年に1回か2回くらい

聞いたりみたりする、

 

「本は必ず新刊で買う。

古本屋で買った場合は

著者には一円も入らないから意味がない。」

とか、

「新刊をきちんと

定価(再販価格、というのだが、わかりやすく。)

を支払って

自分で買って読んでこそ

自分の身になる」

みたいな説ね。

 

 

まあ、

私もそう思っていた時期が

ございました(遠い目)。

 

あ、先に言っときますが、

上に書いたやつ、

最初のやつはウソだからね。

理由は下の方に書く。

 

20年前、

編集の仕事してた頃は、

職場が神保町という

恵まれたロケーションだった上、

好きな時間にふらっとでかけても

ほぼ文句言われることがない

ユルユルな職場、

しかも、新刊本に関係ある職場だったので、

まだ流通前の新刊も

タダで読めてたりとか、

そこだけ聞くと

すげぇパラダイスのような環境でしたからね、

 

それでも、

毎月2~3万は

新刊本買ってたな。

 

それはもちろん、

私が好きでやってたことであり、

かつ、

そういうスタイルって

かっこええな!と思って

やってたことでもございました。

 

もちろん、

出版に関わる仕事でもあったので、

本を作る、本を出す、ということに関しては、

それがあまり身近でない人に比べたら、

神聖視はしていなかった反面、

尊いことだとも思ってた。

 

「出版、すご~い!」と、

書かないし出さない人が思うよりは、

特別なことじゃなかったけど、

本一冊つくることへのリスペクトは

職人的な意味で、持ち合わせてた。

 

――自分語り、以上。

 

 

タイトルと、

上で書いた件なんだけど、

 

まあ、確かに、そういう面もあるけど、

実は若干違う。

 

大抵は、

初版の印税って、

本出す時点で決まってるので、

重版されない限り、

その本が売れようが売れまいが、

著者に入る金って、変わらない。

 

もちろん、

新刊が直後に一気に売れると、

「じゃあ、重版いきます?」

みたいな話になるので、

そこは無意味じゃないんだけど、

1冊売れたらいくら著者に入る、って

計算じゃないんだよ。

 

 

という話もあるんだけど、

さらにひねくれてる私としてはもう一歩。

 

あのな、

確かに、みんなが古本で買うようになったら

著者・・・っていうか、版元には一銭も入らない。

 

でも、

キミが払った金はどこへ行く?

 

自分と、著者(あるいは版元)との関係性だけで

完結させたいのなら、

それってつまらないことなんだろうけどさ、

 

自分が(古本屋に)支払った金だって、

充分に世界を回ると思うんだよ。

 

人にはそれぞれ事情もあるわけだし、

パンのみでは生きられないまでも、

パンがなければ

そもそも生きていけない、ってのも事実よね。

気になった本の全てを

新刊で買っていたら、

もっとやりたい他のことが

できなくなってしまうけど、

古本でこの値段だったら買える、読める、

というのなら、

それでも買って読むことって、

新刊買うことに比べて

そんなにもダメなことだろうか?

 

むしろ、

「自分はきちんと新刊買って

著者に敬意を払ってます(`・ω・´)」

みたいなことに頼りすぎて、

そこで半分くらい満足してしまう、

なんてことだって、あるかもしれない。

まあ、私がそうだったんだが。

 

確かに、

どうしても欲しい本だったら

できることなら

新品で買いたいって思う。

 

でも、

アマゾンマケプレで

1円で買った本と、

本の内容そのものって変わらないよ。

 

新刊買うことに抵抗がないくらい

湯水のごとく本に金を使える人が費やす定価分と、

何やらかしたかは知らんが、

とにかく負債に追われつつも、

そんなの買ってる余裕あるなら

はやく借金返せよwって

700回くらい突っ込みたくなるような状況のやつが

それでも買って読みたいと思って支払った

定価の何割かの、

どちらが尊いなんて

比べられるもんじゃなかろうよ。

 

そういえば、うっすら思い出したな。

詳細は忘れたけど、

ゴミ処理場みたいなとこで働いてたおっさんが、

捨ててある本とか拾って読んで、

それがきっかけで

物書きになったんだったか、何だったか、って話を。

 

20年前に、編集やってた時に

社長に聞いた話だったから

詳細はテキトーだが、

そんな出会いだってあるんだよ。

 

版元にはその時直接は

一円も入らなかったとしても、

金を払った、ってことは、

どこかしかに、そのエネルギーは

確実に回ってる。

それって、

きっと回り回って、

著者なり版元なりにも

還元されてるような気がするんだよ。

 

そして、

その時には

著者には直接

何のメリットもなかったとしても、

入手経路はともあれ、

それを読んで

人生が変わるきっかけになって、

将来、

その本と出会っていなかったら

なし得なかったようなことを、

ソイツがやらかすことになるのだとしたら、

やっぱり、

無意味なことなんかじゃないと思うし、

発信する者としては、

それ以上の喜びって

ないんじゃないかな。

本人が直接

それを知ることがなかったとしても、

きっと、

誰かの何かは変わってるはずなんだ。

変わらないはずがない。

物書きなんて、

一番は、

自分が書きたいと思うから書くんだけど、

だったら日記でいいじゃん、と思えず

わざわざ紙に大量印刷して、

値段つけて販売する、ってくらいだから、

やっぱり、

自分の思いを

汲み取ってほしいって

思ってるんだよ。

私も含めて、

「一冊も売れなくても、

書けたからそれだけでもいい」

なんて、

嘘っぱちだからねw

 

 

というわけで、

まあ、

私は本は新刊で買うのが

一番テンションあがるんです、

という人は、

ぜひそうすればいいし、

できれば新刊で買ってやりたいのは

やまやまなんだけど、

それやっちゃうと

他のことが、なぁ・・・

という人は、

そこに劣等感も罪悪感も不要なので、

自分がその本を選んで

手に入れようと思えたことを

堂々と誇ってほしい。

 

新刊を買わないことで

潤う誰かだっている。

新刊を買うのは、

「できる人がやってくれる」から

任せておけばいい。

 

 

というわけで、

 

この本は書店には流通しないので、

多分新刊しかございませんので、

 

 

 

ぜひみんな、

普通に買うように!

 

GW中で手持ちがちょっと・・・

という方は、

 

 

上記3ブランドのみとなりますが

(JCBは使えなくてごめん)

クレジットカードも使えますので(^ν^)

 

来月か再来月の自分から

前借りすればよろし!

カードのポイントとマイルも溜まって

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(私は決済手数料とられるから

一瞬微妙に損するんだが、

まあ、いいよ、それで売れるんだったら。

そのくらいは、お礼として

よろこんで決済会社なり世間なりにまわすわよ)

 

 

買ってください

 

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心屋塾の認定カウンセラーによる、

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5/23(水)
18:00~20:00
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のぞみ塾 ドリーマーズサロン

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与野ハウス 3号棟 7階 727号

 

☆その他の私の活動は

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