表紙、
レイヤー数251って……
いろんなことがわからなくて
ひたすらいろいろ試しすぎて
こうなりました。
ほぼこれでいいやというのが決まって
不要なレイヤーを削除していったら
100以内でおさまりそう。
うん、もう、
手放してもよいものは
たくさんあったね。
半年前どころか
割と最近まで、
レイヤーをわけたほうがよい理由が
わからなくて、
一枚で全部描いてましたが、
やってるうちに
レイヤーわけの便利さ
というより
わけないと
あとで大変な思いをする
ということを
身をもって理解いたしました(；´∀｀)
やってみて納得する、って、
わたしにとっては結構大事で、
私の場合は特に
結局そうやって
自分で納得したいんだな、と
思うのです。
もちろん、
こういうことだよ、と
知識として事前に
きいておくことで、
後にうまくいかないと思った時に
そういうことか、と
気づくことは格段に早まるので
知識を入れておくことは
無駄だとは思わないけど、
知識だけどれだけ入れたって、
やはり
実際にやってみる
ということには
かなわないんだ。
２ヶ月前には
まだ何もなかったこの画面が
（この画面じゃないけど）
(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
まだ脱稿宣言はしませんが
100％描けてます。
100％できてるので、
あとはさらにこれをデコるだけだ。
作業用BGMのこの歌が
心にしみるではないか。
なんにもない場所から
何かがはじまる
抱きしめたいんだろ
駆け出したいんだろ 夢へ
コノヤロ！ ホントのじぶん
出てこいよ 隠れてないで
今すぐ
Buono! 今は活動してないのね。
しゅごキャラの歌は
みんなよかったよ。
もっと評価されてもよいのになぁ。
さて。
私が今見ている現実というのは
全てのレイヤーが重なっている
一番上の状態なわけで
もともとは
何もない白紙
この白紙というのは、
どこまでいっても
白紙にすぎない。
いわば本質。
自分が見たいものは
自分で決める。
ここで見たい
自分の好きなものは
自分で描く。
あ、いいね♪
いいのだけれど、
私は欲深いので
これをもっと美しくしたいんだ。
このままでも充分うつくしいのだけれどさ。
だから、
色を塗るんだよ。
わかりやすいように背景の白紙を外した状態。
すごーく地味な作業だけれど、
一旦ここで
呪腕殿の部分だけ白で塗る。
これも、
いろんなことやってみて
失敗して、
ここでやっておいたほうがよいと
学んだこと。
なんだけど、
結局あとで
線の書き直しとか
頻繁にやるから
これで完璧かといえば
そうでもないところが
超ウケる。
ひとまずは
上半身をべったりと。
RGB127 127 127
ハラ部分は後回しにして、
右手から上だけ
少し濃くして影とかつけてみる。
今回は見本があるからここでやってますが、
呪腕の照り返しが前からくるので
ここで光らせておく。
べったり塗ってた状態から、
若干変態モードに入ってきたところで
他が白いことが気になりはじめるので
ほかも塗るよ。
これをあのセクスィーな
御御足にすることが
できるんだろうか。
スカートもバケツ塗りからしか始まらない。
↓
こんな調子で他も塗りまくる。
下地バケツ塗り
↓
薄い影
↓
もうちょい濃い色で影
基本的には
この作業となるので、
この段階になると
ほぼほぼ
トランス状態に入ってくる。
仮面の塗りは
一番難儀しました。
やりながら、
ホント自信なかったわね。
この状態から
↓
どうしたらここまで
何とかできたのかは
自分にもよくわからない(´；ω；｀)
とにかく、
あーでもない、こーでもない、と
片っ端から色試して
気がついたら
いい感じになっていた。
きっと、
理屈がわかってる人には
5分でできる作業なんだろうけど、
私には
なぜそうなったのかもわからない
「何か知らんけど」。
ここで、
ああ、やっぱりうまい人には
かなわないや、って
思っちゃうんだけど、
そうだよね、
うまい人には叶わないや┐(´∀｀)┌
だから、
いっぱい試して失敗して、
時間をかけて描けばいい。
うまい絵を
短時間であげることが
目的じゃないんだ。
好きな存在の身体の線を
ひたすらたどる行為、
とか表現するなら
いつまでも、どこまででも
塗り続けていたいではないか？
いよいよラスボスの右手
これをいかに呪われた感にするかが
私の使命なり(｀・ω・´)
また、
少しだけ影をつけるところから、
一歩ずつ。
二歩ほどとばしてますが
若干禍々しさがでてきたかな。
ええええ、その色でいいのか？
と、ビビリながらも
勇気を出して塗る。
ほれ、次のステップにいけば
なじんでみえるようになるから。
は？
またそこ塗るのかい！
でも、
さっきよりも
深みが出てる気がするよね。
闇だって
重ねれば
味わいになるもの。
そして光をあてることで
どちらも際立つ。
闇だけでも
光だけでも
成り立たない世界。
さあ、胴体いくぜ☆
なぜ消した！
ではなくて、
今から塗りたいところだけ
あらためて白を敷く。
（他のパーツも全部これやってますよ）
えー、今までがんばったのに
また元に戻っちゃった・・・
なんて、
見かけだけのものさ。
なぜこの色で塗ったのか……
実は順番的には
ハラは最後に塗ってるのね。
でもまあいいや、
おかまいなく
ハラから説明。
黒でここまで濃くぬるなら
さっきのって、意味があるのか？
あるんだよ！
うーーー、よくわかんないけど、
きっとあるんだよ・・・
えっ、えっ、
最初の赤は？
さっきの黒は？
自分でもわけがわからないが
きっと何とかなると
自分を信じて……
腕が光ってるのであれば
実はそんなに細部ははっきり
見えないはず。
先ほどあんなにがんばって
影つけたりしたものが
ほぼほぼわからなくなってる・・・
あんなにがんばったのに、ね。
それでも、
大丈夫なんだ。
私の好きなもののある世界を
より美しくしたいから
ニガテなこと（背景とか）だって
がんばれる。
……呪腕殿の塗りに比べて
クオリティがどうとかはさておこう。
極 振 り が私のポリシーなんだよ(｀・ω・´)
私が見たいように
私にできることは
まだまだ
たくさんあるんだ。
※念の為、
これの模写ベース。
比較はしなくていいよ(;´д｀)
でもね、
本質はやっぱり
今でもこれ。
何をかいても、かかなくても
これであることに
かわりはない。
儚いね、
切ないねぇ。
でも、
だったら、
どうしたい？
白紙の上のレイヤーが
全て幻だったとしても、
それでも
私は
私が見たいものを
描いていたい。
それが許されてる世界って
何て優しくて
素晴らしいんだろう。
上のメイキングだけれど、
私のやり方なので
もしかしたら、
きちんと描く人からしたら
何やってんだ？というような
手順かもしれない。
それでも、私はいいんだ。
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