別にあえて書かなくたっていいんじゃね?って気もしてたんだけど、私が勝手にモヤモヤしてるので、とりあえず文章化してこの気持ち成仏させてやる~!


昨日ってのが、埼玉県の公立高校の合格発表の日だったみたい。
私は埼玉で生まれ育ったわけではないので厳密なところはわかんないけど、やっぱり公立高校が一般的には人気らしい。

なぜみんなそんなに公立高校に憧れるのか、そんなに特色があるものなのか、中二の前半で子が学校行かない言い出して受験の心配どころではなくなってしまった私にはあんまりピンとこなくて、私のイメージでは学費が安いとか、そのくらいしか思い浮かばないのだけど、きっと公立を選ぶ方にとっては、すごく思い入れのある学校なんだろうなあ、と、想像する。


ああごめん、ちょっとウソ書いたかもw
思ってもいないことを半分くらい書いてるかもwww

ぶっちゃけ、学費とメンツ以外何があるのさ。


まあいいやそれはおいといて。


親つながりで知ってる人とか、知り合いの知り合いで今回高校受験のお子さんお持ちの方、県内外含めて(私の知り合い数の比率としては)結構多かった。
早めに内定もらってる推薦の報告も聞いたし、昨日の結果見て「一喜一憂」された方もいるみたい。

空気読まず、というより、(前者だから)空気読みつつもあえて読まないを装って書くが、
ぶっちゃけ私にとっては割とどうでもよかったりする。

合格しました、ホッとしました、っていうなら、よかったね、おめでとう、って普通に思うし、
不合格だった、なんだかなー(´;ω;`)、っていうなら、そっか、まあ、そっか、ってただ思う。
そして、恐らく30秒後には忘れてる。

そのくらい、私にとってはどうでもよいことなんだ。


ってか、私が何か思ったところで何か当事者の役にたったりするか?

それから、当事者にとっては「人生が大きく左右する大事件」だと思い込んでるのだろうが、
同じ出来事が、私に限らず、この地上の大多数の人にとっては「どうでもいいこと」なんだ。

私の左耳がある朝から急に半分聞こえなくなったのと同じくらい、どうでもいいこと。

それと、子供がどの高校に行くか行かないか、ってことと、親の心配とは別物。

親の心配、学費のことと、ちょっとしたメンツと、「この子の将来を案ずる」という隠れ蓑をまとった「親本人の不安」そのもの。
子供のことが心配なんじゃない、子供がどうなるかハラハラしていなきゃいけない自分が一番心細くて心配なんだ。自分が安心したいんだよ。

私はたまたま子の公立受験は経験しなくてすんでるけど、それ以前に中学不登校だからね。
もうね、その当時の心配ったら、今でも思い出すと((((;゚Д゚))))・・・だけれど、今はほんとうに、コントだったとしか思えない。
全然だいじょうぶだった。全然問題なんかなかった。

超ウケるんですけど!


あの時はね、子が中学行かないなんてことになったら、この子はこの先どうなるんだろうと本気で思って悲嘆にくれた。

中学行かない

高校受けるところがなくなる

中卒=ニートまっしぐら。
勉強できないし、あいさつできないし、いろいろ知らん子だからバイトだってできないだろう。そもそも朝起きることすら難関なんだ。まともに労働ができるはずがない。

生きるためのお金を稼げない

私が死ぬまで家に寄生

ろくな人生送れなくなるじゃん。

人生終わりじゃんよ、


あーあ、せっかく十何年ガマンしたのに、結局私、一生この子の面倒みなきゃいけなくて、一生私が好きなことできない。

それが恐ろしくて、悲しくて、怖くてたまらなかった。

これからもこの子にメイワクかけられるんだ。
この子のせいで、私がちゃんとしてないと思われる。
この子が失礼なことしたのを私がフォローして謝ってまわらなきゃいけない。
いやだいやだよ、そんなのひどすぎるo(;△;)o



からの、今ですので、やっぱり人生、コントだよヽ(=´▽`=)ノ



まあね、「不合格」って、いい気分ではないけどね。
ただ、「ああ、そこじゃなかったのね」ってだけの気もする。
そこに受かってるよりも、受からなかった方がきっといいことがあるんだと、割と本気で私は思えるんだ。
ヒトゴトだからでしょ、って言われそうだけど、いや、そうでもないと思う。
実際なってみないとわかんないけどね。
でも、多分、その程度かなって思う。
この1年半で、随分いろんなミラクルを見てきたからかな、「人生バンジー塞翁が馬」って言うし。


ってかさ、みんな、普通に中学に毎日登校してるだけで、超すごいと思うぞ。
人前で話ができるだけで、めっさすごいと思うぞ。

あんなことやこんなことをいいながらも、やっぱりさ、中学行くのやだ、人前に出るのやだ、人前で話すの怖い、という子を持つ身としては、そんなふうに思う。
念のため書いておくが、学校やだ、人前やだ、話すのやだ、という我が子については、あれがデフォルトなんだとわかったので、それをどうにかしたいとかは今や思わないし、あれが彼女のベストなんだと思ってる。
「あたりまえ」にできてるとあなたが思っているようなことが、それができない人にとっては喉から手が出るほど欲しいものであったりするんだ。
えー、こんなのが?って、物足りなく思うだろうけど、そうなんだよ。

今の私にとっては、左と右で聞こえる音が同じであることがとてもうらやましいよ(^^)

でも、去年の今頃は、たしか花粉症で鼻詰まってたりしたから、意識せずに呼吸ができることが超ありがたいと思ってたっけ。

いいなあ、うらやましいなあ、っていうより、ああそうか、違うんだな、って確認するだけ。
そのことで、どちらが良い悪いとか、上か下かとか、えらいとかすごいとか、そういうふうには思わなくなった。



それでもこの2日でいろんな人の報告見たり聞いたりして、それなりにざわざわして、しかも貴重な私のブログスペースにこんな文章書いちゃうあたり、何かが私の中で反応してるんだ。
昔の自分を見てる、ってのもある。
きっと、昔自分が嫌ってた自分だったのかもしれない。
捨ててきた自分かもしれない。
弱い自分。
それも私だったのだけれど、他の私に否定されてた自分。
子供のことを心配したっていーじゃんか。
本当は自分が怖いのを子供のせいにしたっていーじゃんよ。
本当は自分の問題だってことに変わりはないからね。
まだ何かあるんですか?って、そりゃああるに決まってる。私にだっていっぱいあるさ。悟り開いたわけじゃないしね、もっといっぱいあるに決まってる。だから何かみんなの報告見ててイラっときたんだろうしw


私自身は、希望の高校に進学して、よかったと思ってる。
第一志望(しか受けなかったけど。因みに長野県)に受かったから、というより、第一志望を行きたい学校に設定できたことと、今でも自分が卒業した高校を誇りに思えてることが何より私の中で大事なものになってる。

全てがつながっているから、やっぱりそこだけあったこと、なかったことにするということはできないのだけど、それでも44年生きてきてみて思うんだ。

たかが高校じゃないか、と。

もしあの時、違う進路を歩んでいたら、今幸せだろうか、そうじゃないだろうか。
って、そういう話・・・





この辺まで、今朝書いて時間切れで、今また戻ってきたのだけど、一日過ごしてたら、ここまで書いてたこととか、さらにどうでもよくなってて、UPするほどでもないんじゃないか、って気もしてきた。

もう、ある程度文章って形にしてしまったから気が済んだ部分はあるんだけどね。

こういうことは、わざわざ書かない方が・・・かもしれないんだけどね(ニガワラ)

でも、今朝の時点では、どうしても書かずにいられなかった、ってことは、何が私の中でひっかかってたんだろうかと、今一度思いなおす。


多分、今まで書いてきたことは相当にどうでもいいことなのかも。
そんなことじゃなくて、きっともっとシンプルなことで、おそらくね、

アンタがそう言いたいだけだろ?私のせいにすんなよ!

とか、そんなことかも。


目先のことで幸不幸を判断してしまうのってバカだとか、あー、そんな気持ちもあるかも。
本人の気持ちを勝手に想像して「落ち込んでるに違いない」って決めつけてるように見えたのかもしれない。
今まで、私が色んな所でいろんな人に言われてきたと思ってしまったこと、勝手に私が重ねあわせてしまってるだけみたいだ。
別にそんなの、どうだってよかったんだろうけど、良くなかったのは、私がその時「それは違う」って言えなかったこと。自分の気持ちを出してあげられなかったことに、今更苛立ってるだけなんだ。

私もまた、自分のために言いたいだけなんだ。