じつは、苦手なものがある。

それは当たり前だけど私にはあんまり良くわからないジャンルというか世界観というか、とにかく「私には理解できないもの」なんだけど、(本職じゃないけど)仕事上、自分の役割なのでそういうものも扱わなくてはいかんわけで・・・

自分の中で、
「自分が理解できないものを否定するのはよくない」という思いがあることとか

「仕事だから自分が信じてないものでもきちんと扱わなきゃいけない、しかも他のものと同等に」ってしばりがあるとか

「いやいやいや、そんなこといったってそんなアヤシゲなものまぢうけつけねーし、生理的にイヤなもんはイヤだし!」っていう、反射的にそう思っちゃった自分も否定したくないし

さすがにちょっと揺れている。

自分の気持ちをどう扱っていいかだいぶ迷ってる。
そのせいで、公の立場としてこれはどうなの?とか、こんなもん事前にチェックできない体制が適当すぎる、とか、ほかにもアレコレと理由っぽいものを発掘してきては素直に普通に接することができない言い訳にしてしまってる、かもしれない。

まあね、今こうして私の目の前にこれがきているということは、きっと意味のあることなんだろう。
超ためされてるな、自分。

あの人ならどう受け止めるんだろう、あの人に相談したらなんていってくれるだろう、あの人だったらどう思うかなあ、などといろいろと想像してみるも、結局は私がどうするかなんだよね。

以前だったら多分、こんなの超ヤダし!ってFBでごく一部の人たちにグチったりしてたのかもだけど、今はそういう気分にはならないし、別に今回のコレがきたからといって、戸惑いはあるものの自分自身が不快な気持ちをひきずってどうにもならないようなことにもなっていない。
何だかんだで、それは自分の存在を否定するような事象ではないんだよということはわかるようになってたんだろうな。
自分には受け入れられない概念であっても、それは「差異」にすぎない、と、基本的なところでは区別できるようにいつのまにかなってた。

気がついたら、自分、だいぶ変わってた、って今きがついた。