こんばんは^^/ タカです.
ビールには大きく分けて3つのタイプがあります。
今夜のメモでは,3つ目のタイプである 「自然醗酵ビール」についてお話します.
以前に紹介したラガーとエールを醸造する場合には,人工的に培養した酵母が使用されますが,
自然発酵ビールを醸造する場合には,野生酵母が使用されます.
使用するといっても,広い醗酵槽に麦汁を貯めてそのまま放置するのです.
こうすることで,昔から醸造所に住み着いている空気中の野生酵母を自然に麦汁に取り込みます.
ただ,野生酵母の醗酵力は弱いため,最低でも2年の醗酵期間が必要になります.
また,槽に蓋をしないため,雑菌が混入する危険性があります.
そこで,ホップが大活躍します.
今では,ピールの香りと苦味を生むために使用されるホップですが,
昔では殺菌のために使用されていました.
殺菌のためにホップを大量に使用するため、苦味が抑えらえた古くなった乾燥ホップが使用されます.
また,酵母以外に乳酸菌も取り込むため,酸味が強いビールが醸造されます.
自然発酵の代表的なビールは,ベルギーで造られているランビックです.
ラズベリーや杏子,パイナップルなど酸味の強いフルーツが好まれて副原材料として使用されます.
中でもサクランボの一種を使用したクリークというビールが有名です.
このブログでもクリークを紹介したいと思っています.
では,また次回お会いしましょう☆-( ^-゚)v