こんばんは(^o^)/ タカです.
今夜のメモは,Memo 1の続きです.
前回(Memo 1),大手ビール工場では主にピルスナーを,ブルワリーでは主にその他のスタイルを製造しているという話をしました.(一概に言えませんが)
もう少し正確に言うと,ブルワリーではラガータイプではないスタイルが主に製造されています.
その主な理由は,製造方法にあります.
ピルスナーは,ラガーというタイプ(製造工程からの分類)に属します.
ラガーには,品質の安定性と保存性の高さ,大量生産向きという利点があります.
故に,ラガーが世界におけるビール生産量の大半を占め,さらにピルスナーがその生産量の大半を占めます.
ピルスナーが好まれる理由は,私が調べて得た見解ですが,その黄金色の美しさとスッキリとした(切れの良い)苦味が万人向けだからだと思います.
しかし,ラガーは低温発酵・低温熟成のため,温度管理の面で設備投資が必要になります.
それに対して,エールというタイプは,常温発酵・常温熟成が得意です.
つまり,資金と規模の面で大手ビール工場の方が,ピルスナーを製造する環境を整えやすいといえます.
とは言っても,ピルスナーを製造しているブルワリーもありますし,大手でもエールタイプのビールが造られています.
なお,ビールは3つのタイプから,材料や味などによって数多のスタイルに細分されます.
そして,3つ目のタイプは,自然発酵タイプのビールです.
次回から3つのタイプについて順番に書きたいと思います.
では次回お会いしましょう☆-( ^-゚)v
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