今回のツーリングは南信州を目指します。
先日、職場の同僚に、春のツーリングは、新東名高速を走破すると話していましたが、高速代は結構かかるし、御殿場まで行って帰ってくるだけでは味気ないので、予定変更。
以前、ネットで長野県の遠山郷のページを見つけまして、「日本のチロル」というキャッチフレーズと、日本の秘境ということで、これは一度行く価値があるなと思い、行くことにしました。
4月17日(水)有給休暇を取得し、午前6時50分に出発。どちらのルートが早いかはさておき、新名神→伊勢湾岸→東海環状を経由するルートを選択、土岐JCTで中央道に入り、飯田ICで高速を降ります。飯田市内から国道と県道を通り、三遠南信道の矢筈トンネルに入ります。山の中にいきなり高速のインターチェンジがあるといった雰囲気。このトンネルがなければ、飯田市内へのアクセスは困難であったろうと想像されます。
トンネルを抜け、国道152号線に入りますが、国道を入ってすぐ、しらびそ高原への山道の入口がありましたので、そちらに入ることにします。しらびそには…という標識がありましたが、見落としてしまい、読むことができず。とりあえず、行ってみます。しらびそ高原は、南アルプスが一望できるということで、期待がふくらみます。
最初は広い道ですが、すぐに狭くなります。高原への道というイメージとは程遠い、狭隘な山道。こういう道は、やはりバイクが一番。落石もよけやすいし、すれ違いに気を使うこともない。
しかし、ある程度進んだところで、舗装をはがして大がかりな道路工事がありました。道路の全面が砂利でしかも上り坂。大型バイクにとっては、最大のピンチ。舗装路のようにタイヤがグリップしないので、転倒の恐れが大なのです。ハンドルを取られないようにまっすぐにして、アクセルを一定にして何とか通過。工事区間が終わり、さらに進んでいくと、なんと、しらびそ高原への道は通行止めとの標識と、バイクが通行できる隙間は皆無のバリケードあり。
残念ながら引き返すことに。さっきの砂利道は、今度は下りなのでまだまし。車体を傾けず、クラッチを切って惰性でゆっくり通過すれば問題なし。結局30分のタイムロス。
気を取り直して、次の目標の下栗の里へ。ここは、遠山郷のメインで、展望場所から急斜面にある集落が一望できるのが特徴です。また山道に入ります。
集落がある道は、狭くつづら折りの道なので、住民の方と対向車に気をつけて進みます。
登りきったところに、広い駐車場があります。そこにバイクを止めて写真撮影。午前11時45分。
(駐車場にて)
駐車場に入る直前に道を譲ってくれた大阪ナンバーの黒いCX-5の男性が話しかけてこられ、京都から来られたんですかと聞いてこられたため、朝に出て日帰りですと答えたら、私は犬吠埼まで行って、昨晩は箱根近くで車中泊したんです,との答え。
CX-5はディーゼルですかと聞くと、そうですとのこと。私はディーゼル派(旧式の黒煙を吐くようなのではなく、コモンレール式燃料噴射の、いわゆるクリーンディーゼル)なので、話が盛り上がる。ビュースポットまで地元住民が整備した遊歩道(山道)を15分ほど歩きながら車談義。
日本全国をほぼ走破し、残りは北海道の一部の区間だけとのこと。すごい。
海外も、レンタカーを借りて南仏やスペインを走破されたこともあるとのこと。
退職された後、いろいろ行っておられるようです。60代後半にしか見えませんでしたが、なんと80歳とのこと。80歳でターボディーゼルの高級車に乗り日本全国をドライブされているとは、かなり驚き。今後もお元気でドライブを続けていただきたいものです。
(ビューポイントからの景色)
インターネットがなければ、恐らく目にしなかったであろう景色。ここに来る機会を作ってくれたインターネットに感謝。
来た道を戻り、CX-5の男性に、今日(4/17水曜日)帰られるんですかと聞くと、いや、土曜日に帰ると家には言ってあるから、新潟か東北へ行って帰りますとのこと。いやはや、とてもタフな方だと思いました。お気をつけてと話し別れました。
下栗の里を下りて、国道152号線に戻り、遠山郷の町を目指します。
以前Facebookで「肉のスズキヤ」という、ジンギスカンや猪、鹿、熊肉といったジビエを販売している肉屋のページがあったので、行ってみます。買って帰るにしても、自分は調理できないし、家族に調理してもらうにしても、味にくせがあるだろうし、ということで、チェックインして写真撮影だけしました。
(肉のスズキヤの外観)
さて、ツーリングの目的は、当初の計画ではこれで終了。この時点で午後1時過ぎ。このまま飯田まで戻り、帰るかなーと思ったのですが、ここで同じ道を引き返すのはどうかという思いと、浜松まで南下して帰った場合、自宅到着が何時になるのだろうかという心配が交錯し、どっちがいいかしばらく迷いましたが、今後何回も来られないだろうと考え、思い切って天竜川に沿って南下し、浜松まで行くというルートに変更しました。
このように、当初の計画にはなかった道を行くというのも、ツーリングの醍醐味なのであります。しかも、最近はiPhoneのマップがあるので、地図を広げることなく大まかなルートがわかるので便利です。
国道418号線から国道151号線を経て浜松まで出られないかなと思いながら走ると、国道418号線の途中で落石のため通行止めとの標識あり。通行できる道は県道1号線とのこと。やむなくそちらを通ることに。ちょっと走ったら、愛知県の標識が。今どこを走ってどこにたどりつくのかという不安がありました。
しかも、この県道1号線というのが、これまた狭隘な道で、ところどころ落石ありで、トンネルも狭く暗く水がしたたり落ちるといった、スリル満点の道で、バイクだから良いものの、車だったら二度と通りたくないような道です。メリットは、雄大な天竜川をところどころで眺めることができることくらいでしょうか。この道はいつになったら終わるんだろうという不安がありました。狭いので飛ばすことはできず、バイクの2速と3速を使いながら慎重に走行しました。
途中で、佐久間という標識が出たので、もしかして佐久間ダムかと思ったら、そのとおりでした。佐久間ダム到着。市町村合併により、ここは浜松市天竜区。とても市という感じはしない場所です。
今回佐久間ダムに行く予定は立てていなかったため、予備知識なし。建設当時は大変な工事だったのだろうなと思いながら写真撮影。この時点で午後2時45分。
(佐久間ダムにて)
※家に帰ってから、ダム事務所で「ダムカード」というものをもらえることを知り、少し残念。
佐久間ダムを出発し、国道473号線を経由し、また県道1号線へ。
途中、対向車がパッシング。とっさに減速。すぐ先に検問があり事なきを得ました。対向車のドライバーの方、ありがとうございました。
その後国道151号線に入り、愛知県新城市の三遠南信道鳳来峡ICから浜松いなさ北ICに接続。午後3時45分。
(IC料金所の写真)
ここから少しだけ新東名を走り、東名高速へ接続。
上郷SAでお土産を買い、ガソリンを給油し出発。この時点で午後4時40分。
その後は東名→名神を走り、養老SAでもう一つお土産を買い、自宅へ。到着午後6時50分。
当日は曇り空でしたが、気温が高く、全体を通じて快適に走ることができました。
走行距離686.6Km


























