津田山駅 ～緑ヶ丘霊園の桜並木～
津田山駅は、1941年（昭和16年）2月に南武鉄道の日本ヒューム管前停留場として開業しました。1944年（昭和19年）に南武鉄道が国有鉄道に買収され、同時に駅名も津田山駅と変更されました。
駅スタンプには、津田山駅から徒歩10分ほどの距離にある緑ヶ丘霊園の桜並木が描かれています。シンプルなデザインですが、満開の桜並木の雰囲気がよく表れているスタンプだと思います。
今週の関東地方は寒い日が続きましたので、桜が満開となってからも花持ちが良く、この週末は緑ヶ丘霊園も多くの人で賑わっているのではないでしょうか。
駅名となっている津田山は、駅の東にある小高い丘「七面山」の別称です。
かつて七面山の開発を手がけた玉川電気鉄道の社長の名前から「津田山」と呼ばれるようになったそうです。
結局、戦争の悪化で開発は頓挫してしまいますが、現在の津田山にはマンションが建ち並び道路が切り通されており、津田山は街の中に埋もれてしまったかのようです。
津田山駅は橋上駅舎への立て替え工事が進行中です。
写真は駅を訪ねた1年ほど前のものですが、2020年春には自由通路も含めて完成予定のようです。
このスタンプは2018年4月7日に押印しました。
