若松駅 (筑豊本線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

気まぐれ 駅スタンプ紀行

全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

若松駅 〜河童と葦平文学の駅~
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若松駅は1891年(明治24年)8月に筑豊興業鉄道が開業させた駅です。
その後、買収によって九州鉄道の駅となり、1907年(明治40年)には国有鉄道の駅となりました。1987年(昭和62年)からはJR九州筑豊本線の駅となっています。
 
駅スタンプには若松出身の小説家・火野葦平が描かれています。
火野葦平は「麦と兵隊」で有名ですが、多くの作品に「河童」が登場することから「河童と葦平文学の駅」というキャッチフレーズなんですね。
 
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若松駅は石炭の積出港として栄え、数次の拡幅によって整備された若松操車場は、長い間国鉄の貨物取扱い日本一の地位を占めていました。現在では、操車場跡地はマンションや駅前広場に整備され、跡地に建てられた記念碑から当時の面影を偲ぶしかありません。
 
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先週末に別府温泉へ1泊2日の旅行に行く約束を家内としていたのですが、3月4日から筑豊本線の7駅が無人化されるというニュースを聞き、家内を説き伏せて筑豊本線の駅スタンプを押印しながら別府に向かうことにしました。その際に立ち寄った一つが若松駅です。
 
この若松駅は25年ほど前にも出張で訪ねたことがありますが、当時は操車場跡地の再開発ままだ始まっていなかったような気がします。操車場跡地には若松機関区で活躍した9600形蒸気機関車が保存されていましたが、あまりにも無残な姿で心が痛みました。
 
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このスタンプは2017年2月18日に押印しました。
 
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