氏家駅 (東北本線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

気まぐれ 駅スタンプ紀行

全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

氏家駅 ~うじいえ骨董市・ミュージアム氏家~
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氏家駅は1897年(明治30年)2月に日本鉄道が開業させた駅です。
1906年(明治39年)に国有鉄道の駅となり、1987年(昭和62年)からはJR東日本が継承した東北本線の駅です。
 
駅スタンプには毎月第三日曜日に開催される「こっとう市」と、2005年(平成17年)に氏家町と喜連川町との合併により「さくら市ミュージアム-荒井寛方記念館」となった「ミュージアム氏家」が描かれています。
 
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日本鉄道は宇都宮-矢板間を1886年(明治19年)に開通させましたが、当時は氏家駅を経由せず、現在の東北新幹線に沿う形で宇都宮から真っ直ぐ北に向かって線路が敷設されました。しかしながら西鬼怒川と鬼怒川を渡る旧線は何度も水害に見舞われ、1897年(明治30年)に下流で鬼怒川を渡る現在のルートに変更され、氏家駅が設置されたという経緯があります。
 
「さくら市ミュージアム」には、旧線を支えていた鬼怒川橋梁の橋脚の一部が展示されています。約4キロ下流の阿久津大橋付近に流され、河川敷に残されていたものを2007年(平成19年)にミュージアムに運ばれ、展示されることになったそうです。
 
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氏家駅のホームの片隅には「明治42年」と書かれた建物財産標が架かる「ランプ小屋」が健在です。明治時代に開業した駅では「ランプ小屋」を見かけることがありますが、新線上の駅に残るランプ小屋の存在は、旧線が放棄され新線に付け替えられたのがいかに古い時代だったかが分かりますね。
 
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このスタンプは2016年8月6日に押印しました。
 
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