新町駅 ~ハナミズキの並木~
新町駅は1883年(明治16年)12月に日本鉄道の駅として開業しました。
1906年(明治39年)に日本鉄道の国有化によって国有鉄道の駅となりますが、開業当時は日本鉄道が高崎に向けて順次路線を延伸させていたところでしたので、その過程で開業した新町駅は群馬県で最初の駅となりました。
駅スタンプにはハナミズキの並木が描かれています。
このスタンプを押印して初めて知ったのですが、新町の街路樹はほとんどがハナミズキだそうで、まさに街中がハナミズキの並木なんですね。
群馬県で最初の駅として歴史を刻み始めた新町駅にはランプ小屋も現存しています。建物財産標には明治43年と記されていますので、駅の開業から27年後になりますが、歴史を感じさせる重厚感が何とも言えません。
ハナミズキは元々北アメリカ原産で、東京市がワシントンD.Cへソメイヨシノを贈った返礼として1915年に日本に贈られたのが始まりだそうです。新町の街路樹がハナミズキの並木になった経緯は分かりませんが、日本におけるハナミズキの歴史もランプ小屋と同じくらいの歴史なんですね。
このスタンプは2016年3月26日に押印しました。
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