西大井駅 ～駅舎と湘南新宿ライン～
西大井駅は1986年（昭和61年）4月に開業した駅です。運転系統上の横須賀線の駅として認知されていますが、東海道本線の貨物支線であった品鶴線上の設置された駅です。
駅スタンプには駅舎と2001年（平成13年）から運行が開始された湘南新宿ラインの列車が描かれています。駅スタンプとしては当たり障りのないデザインという印象ですが、それだけ駅周辺にアピールできるものがないということなのかもしれません。
品鶴線が旅客化されたいわゆるSM分離が1980年（昭和55年）ですから、西大井駅は旅客化後6年も経過してから設置された駅ということになります。駅の建設に公金が投入されることへの住民訴訟などが影響したようで、紆余曲折を経て開業にこぎつけたという歴史を持つ駅でした。今でも都区内のＪＲ駅としては乗降客が少なく、目立たない駅の一つとも言えます。
駅スタンプもデザインもそんな背景を表しているのでしょうか。
このスタンプは2013年2月4日に押印しました。
