帯広駅 ~モール温泉 美人湯と十勝岳~
帯広駅は、1905年(明治38年)10月に開業した根室本線の駅です。
1925年(大正14年)に士幌線、1929年(昭和4年)に広尾線が接続しますが、ともに国鉄分割民営化直前の1987年(昭和62年)2月~3月に廃止されてしまいました。
1996年(平成8年)に現在の高架駅となりました。
駅スタンプには、十勝岳とモール温泉が描かれています。
帯広郊外の十勝川温泉は美人の湯として有名なモール温泉ですが、モール温泉は火山性の温泉ではなく地下に堆積した太古の植物を熱源とするもので、茶褐色の湯は植物性でまろやかなため皮膚を刺激せず、天然保質成分が多いことから肌はスベスベになります。
学生時代に帯広駅を訪れたことがあります。
当時は士幌線も広尾線も健在で、ブームになった広尾線の幸福駅まで列車に乗った記憶があります。確かその時も十勝川温泉で入浴し、びっくりするほど肌がスベスベになったのには驚きました。
幸福駅は鉄道公園として駅舎が保存されていました。しかしながら、老朽化によってオリジナルの駅舎は昨年取り壊されてしまっています。確かに学生時代もこの駅舎で名刺を貼ったなぁ~。
つい先日のことのように思い出されますが、幸福駅周辺を除いて廃線跡はまったく見当たらず、広大な畑に吸収されてしまっていました。30年近く経っていますから当然ですね。
このスタンプは2011年12月22日に押印しました。
<関連スタンプ> 帯広駅にあったスタンプラリー用のスタンプ
北海道の駅でよく見かける鹿が描かれたラリー用のスタンプです。
十勝は大豆や小麦粉の産地でスイーツの本場ということもあり、テーブルの上のスイーツを前に鹿が舌鼓を打っています。お茶目なスタンプですね。