高麗川駅 ~巾着田の彼岸花~
高麗川(こまがわ)駅は、1933年(昭和8年)4月に開業した八高線の駅です。
現在は八高線と川越線の分岐駅となっていますが、当駅から八王子駅までは電化されており八王子から川越までを直通する列車が運行されています。
駅スタンプには、高麗川の蛇行によって作られた直径500m、面積22haのきんちゃく形の平地「巾着田」に群生する彼岸花が描かれています。秋には一面が真っ赤に染まり、赤いじゅうたんを敷き詰めたような美しい景色が見られ、毎年多くの観光客で賑わいます。
高麗川という駅名は、駅が設置された当時は高麗川村と言ったことによりますが、元は奈良時代に、高句麗から渡ってきた渡来人を朝廷が当地に住まわせ高麗郡を設置したことが地名の由来だとか・・・。駅前に「日韓交流の塔」と称されるオブジェがあるのもそのような歴史があるからでしょうか。
八高線は高麗川駅で運転系統が分断されており、電化区間の八高南線からやって来た列車は川越線へ直通してしまうため、この先八高北線へはキハ100へ乗り換えなければなりません。1996年(平成8年)の八高南線電化までは、キハ30が八王子から高崎までを結んでいましたが、もう20年近く昔のことになってしまいました。
このスタンプは2014年12月28日に押印しました。
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