天王寺駅 (関西本線) のスタンプ | 気まぐれ 駅スタンプ紀行

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全国の駅に設置されている「駅スタンプ」。

一つ一つのデザインに個性があり、奥行の深さに魅了され、いつの間にか駅を訪ねるたびに
駅スタンプを押印する収集癖がついてしまいました。

これまで私が旅行や出張で立ち寄った駅で集めた駅スタンプたちをご紹介します。

天王寺駅 ~四天王寺と七名水の駅~
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天王寺駅は大阪市南部のターミナル駅で、関西本線に所属する駅です。
1889年(明治22年)5月に大阪鉄道の駅として開業し、1895年(明治28年)には現在の大阪環状線の一部である天王寺-玉造間が開通、1929年(昭和4年)に現在の阪和線となる阪和電気鉄道が開通し、その後一大ターミナル駅として発展していきました。
 
駅スタンプは、聖徳太子が建立した四天王寺の伽藍と、この地域が良質な井戸水に恵まれ七名水と言われた井戸があったことを物語っています。現在、七名水は2つの井戸を残して全て枯れてしまったそうですが、大阪が飲料水不足に悩まされた時も生駒山の伏流水で豊富な水量を誇るこの地では、七名水が多くの人々を救ったとのことです。なお、駅名の天王寺という名前の寺院はなく、もともと四天王寺の略称が地名になったものだそうです。
 
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天王寺駅の南側には、2014年4月に開業した日本一の高さを誇る「あべのハルカス」が建っています。58階から60階は「ハルカス300」という展望台となっており、天王寺駅に立ち寄った際、せっかくだから登ってみました。ちょうど夕暮れ時でしたので大阪の夜景が一望でき、目を凝らして見ないと分からないくらい通天閣も小さく見えます。
 
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現在の天王寺駅は、地上部に阪和線のホームが、掘割となった部分に関西本線(大和路線)と大阪環状線のホームが設置されています。歴史的経緯から櫛形ホームを持つ終着駅と中間駅の構造を併せ持つ駅ですが、どことなく上野駅のようで旅情を誘う雰囲気がいいですね。
 
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このスタンプは2014年5月17日に押印しました。
 
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