おはようございます。
整理収納アドバイザーのtakaです。
 
たくさんのブログの中から、ご訪問いただき
ありがとうございます☺︎
 
 

みなさんは、洗濯する際
どのように洗剤を選ばれていますか?

洗浄力、節水、香り、環境など、ご家族ごとに色々こだわりを持って選ばれていると思います。


私は、以前は節水と時短を優先し、
子供に優しそうな合成洗剤を選んで使っていたのですが、数ヶ月前から石鹸に変えました。

環境や暮らしについて考える機会が増え、
出来る範囲で、エコでシンプルな暮らしがしたいなと思うようになりました。


整理収納アドバイザーtaka つづく、暮らし
洗濯機は全自動タイプを使っています。
洗面台の向かい側が 洗濯するスペースになっています。
 
 

○石鹸について学んできました。

わが家では、液体石鹸を使っています。

粉状石鹸をお湯を使わないとうまく溶けず、カスが残りそうなイメージだからです。

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生活クラブで毎週購入しています。

 
石鹸を使い始め、思っていたほどの手間はなかったのですが、

洗濯ものによっては、石鹸カスが付いてしまったり、黄ばみが気になったりと
うまく石鹸を使えていないんじゃないか…とモヤモヤした気持ちを抱いてました。

楽で香りもいい合成洗剤にやっぱり戻そうかと考えたりもしていました…。


先週、生活クラブのイベントで石鹸について学べる機会があり、
そんな日々のモヤモヤした気持ちを解消すべく、参加してきました。


そこで、今日は、
合成洗剤についてや、石鹸を使うコツについて学んだことを書いてみようと思います。
 
 

○石鹸と合成洗剤はどう違う?


石鹸も合成洗剤も、界面活性剤です。

界面活性剤とは、水や空気、水と油のように
"本来は混ざり合わない性質を持つもの同士をなじませることができるもの"のことです。

界面活性剤の働きを利用して、汚れを水の中に取り込み、汚れを落とすというしくみです。


界面活性剤は、大きく分けると、
「石鹸」と「石鹸でないもの(合成界面活性剤)」とに分けられるそうです。


●石鹸=界面活性剤の一種

・固形石鹸は、脂肪酸ナトリウム
油脂を水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)で煮たもの

・液体石鹸は、脂肪酸カリウム
油脂を水酸化カリウム(苛性カリ)で煮たもの




●合成洗剤=石鹸に使用される脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウム以外の界面活性剤(合成界面活性剤)を配合したもの。


ちょっと堅い言葉が並びますが、こんな風に分けられるそうです。



○合成洗剤は何が問題なの?


石鹸は水に溶けると、水中のカルシウムと結びつき、カルシウム石鹸(脂肪酸カルシウム、食用石鹸)になり、微生物や川の生き物たちのエサとなるそうです。

1日以内に分解されるそうです。


一方の合成洗剤は、含まれている合成界面活性剤が自然界ではなかなか分解されず、環境中に長く留まり、悪影響を及ぼすそうです。

100年経っても分解されず、魚や海底に蓄積されていくそうです。


石鹸は巡り巡ってもとの原料に戻れますが、
合成洗剤は有害になるものもあり、子供たちの将来に蓄積されていく。


整理収納する際、ものを要不要で分けるのと同じように、
家族のため、環境のために、暮らしの中でも、本当に必要なものだけを選んでいきたいなと感じました。



○洗剤は、詰め替えて使っています。


液体石鹸は、詰め替えて使っています。

出し入れがしやすくなるし、気に入った容器に詰め替えることで、気分が上がります。

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詰め替えた容器は、無印良品のファイルボックス・ハーフサイズに収納しています。


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洗濯は夫がしてくれることもあるので、一目見て分かるよう、容器にはラベリングしています。

 

○石鹸で洗濯する際のコツがいくつかありました。

まずは、入れる石鹸の量です。

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どれくらい入れるか分かるように、容器に分量をラベリングしています。


書いてある分量を守ることで、洗浄効果が発揮されるそうです。

私は、衣類があまり汚れてないと感じる時は、入れる量を少なくしていたのですが、
それでは洗浄効果は発揮されず、逆に衣類に汚れをつけているようなものなのだそうです。

水洗いだけでも、洗濯ものの汚れは60%流せるため、
石鹸を少量だけ入れる位なら、むしろ何も入れない方がいいそうです…。



○石鹸カス対策には、予洗いを。

石鹸カスは、衣類についている汗や皮脂などと、石鹸の成分が反応してできるそうです。

それを防ぐためには、衣類を洗濯機に入れる前に予洗いすればよいそうです。

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汗は、水だけで落とせます。
水でサッと洗い、汗を流してから洗濯するとよいそうです。

子供たちの汗がいっぱい付いたビブスは、予洗いしてから洗濯機に入れました。



 ○水量と洗濯ものの量にも気をつける。
 
水量に対して、入れる洗濯ものは7割程度。

石鹸が泡立つためには、洗濯機の中で、衣類や水がしっかり動けることも大切だそうです。

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水量は増やし、すすぎは2回以上にします。



黄ばみやシミには、酸素系漂白剤を。

黄ばみやシミ、匂いが気になる衣類には、
洗濯機に入れる前に酸素系漂白剤を使うといいそうです。

方法は簡単。

洗面所に60度ほどのお湯をはり、酸素系漂白剤と衣類を入れ、お湯が冷めるまで置き、その後普通に洗濯すればいいそうです。

酸素系漂白剤は、お湯を使うことで効果を発揮します。


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洗濯ものは、洗面所脇にあるお風呂場に干しています。
お風呂は、浴室乾燥が付いているため、3〜4時間で洗濯ものは乾きます。
 

 

◎石鹸は洗濯だけでなく、キッチンなど家の中の汚れにも使えます。

洗濯する前に予洗いするのと同様で、
食器を洗う際は汚れを拭き取ったり、サッと水で洗ったりすると、石鹸がベタつくのを防げるそうです。

石鹸は、りんごジュースやソースなど酸性の汚れと反応して、原料の油に戻ってしまうそうです。
 


◎今回、学んだことで、石鹸や合成洗剤についてや、石鹸を上手に使うコツや悩みの原因について知ることができました。

学んだことで、石鹸を使うのがより楽しくなりました。


わが家は、100%石鹸を使って暮らしている訳ではありませんが、

使い心地の良さから、シャンプーやトリートメントは今後も石鹸にはできないと思います。

環境や子供たちのため、自分のためにも、
無理なく、できる範囲で、
納得のいくものやことを 今後も選んでいきたいなと思います。




本日も最後までお読み下さり、ありがとうございました。
 
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