新年初投稿です。


今回は冬においしいアイリッシュシチューのご紹介。


昨冬、お昼に.ご予約があればご用意していたメニューです。


ポトフとアイリッシュシチューどちらかとお伝えすると大抵


「他にはないの?じゃあいいや」 とのお答えがかえってきておりました。


どこがいけないのかさっぱりわからないのですが


もしかしたらはずれのアイリッシュパブあたりで食べてしまったのかもしれません。


ポトフもなぜか敬遠されがちでした。


今年はポトフは無しでアイリッシュシチューのみご用意が可能です。


奥様ご用意はよろしいでしょうか?それでは始めたいとおもいます。


大体2人分くらいの分量です。


先ず普通通りにでポトフを作ります。


欲しいのは煮込まれたお肉と煮汁だけなのですが、煮るときに豚足を入れると理想的なおだしがとれます。


コンソメで塊のお肉を煮ておくだけでも構いません。


以下分量です。

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・ 玉ねぎ 1/2ケ   スライス

・ セロリ 1/2本   スライス

・ にんにく 1/2ケ  みじん切り

・ キャベツ 1/4ケ  3cm角にざく切り

・メークイン 1ケ  2mmの厚さにスライス

・大根もしくはカブ カブで大1ケ分2mmの厚さにスライス

・煮込まれたお肉 種類はなんでもよいです。180グラム

・白ワインもしくはビール 100cc 

・菜の花 4本

・だし汁 300cc位

・ローリエ、タイム、パセリ 塩 胡椒


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先ず玉ねぎとにんにくをオリーブオイルでしんなりと炒めます。


その上にセロリ、キャベツ カブ 大根 パセリ ローリエ タイムを順にのせます。


亜土梨絵では、タジン鍋を使いますが土鍋でも可です。


だし汁とワインもしくはビールを流し、塩、胡椒をしてふたをして火にかける。



10分程でしんなりします



そうしましたら、煮込まれたお肉とジャガイモ、乗せてまた蓋をして火にかけます。



じゃがいもにナイフが通るようになれば火から外す。


このあたりまでが仕込みです。


じゃがいもの上にポトフの残りの野菜だとか前回作ったアイリッシュシチューの残りの野菜を

つぶしてのせます。


ポトフの残りの時は白っぽい野菜のみつぶして乗せましょう。この辺りはなくても可です。


ただ無いときはお野菜を50%程増やして作ってください。


そして仕上げに煮込まれた野菜の一部をフォークでつぶして混ぜると良いです。



仕上げに菜の花を乗せて蓋をして菜の花に火が入れば完成です。



亜土梨絵ではトマトの湯向きとにんにくを合わせて煮詰めた物をアクセントにのせています。


パセリと挽きたての黒こしょう、周りにオリーブオイルを流して完成です。


熱々を頂きましょう。





全部の材料をカレーの要領で煮てもokですが、レストランではさすがに全部ぐずぐずなのはまずいのでこんな風に作られています。


すごくさっぱりして冬野菜の甘みたっぷりなので、お年寄りの皆様にも喜ばれます。


それでは細かいとこは奥様方の感にお任せいたします。


レストラン仕様を食べてみたい方はお気軽にお問合せください。


冬野菜で心も体もあったか満足。


アイリッシュシチューのご紹介でした。


本年もよろしくお願い致します。


今年も一年本当にありがとうございました。


何とか無事一年を過ごすことができました。


冬期は個展には不向きなので企画展


【奥越後 妻有郷の芸術家たち】という事で各人の紹介的な展示になります。


画題の脇に黄色の和紙柄の紙でプロフィールや画歴を張ってあります。



こんな感じで小物があれば使ったり。



吹き抜けとギャラリーでは


藤田 美智子 水落 悟 コラボ展を継続中



現在の状況。



一番奥の壁では妻有の風景水彩画


飯野 紀雄さん 鈴木 蘭さん 藤本 四郎さんの作品


飯野さんの  【松之山美術館UZU】


松之山にいらしたら是非足を運んでいただきたいスポットです。




吹き抜けはコラボ展、エントランスには藤井ふみよさんのバラ (ジクレー)



ギャラリースペースのコラボ展


藤の弦が効いて森の中にいる様


葉が枯れ進んでもまた自然に見えます。


晩秋頃に逆戻りしたみたい!



真ん中は春に焦がれてしまいそうな藤井ふみよさんの 「カタクリ」



衝立は 山口 清治さんの代表作 「秋」 秋晴れの紅葉。  鮮やか!



足かけ60年以上 貝と黄金律を書き続けた手、すべての感覚を通して松之山の一角を


描いた飯野 紀雄さんの 「野々海の橅」 うねるような筆跡。


飯野さんの画家としての歴史の一部分です。



衝立の間にはイーゼルで たかはしふみこさんのプリズム。


とても印象的なシャボン玉。「シャボン玉きれ~い!」「シャボン玉って絵に描けるんだね。」


との感嘆の声が多い作品。


子供さんを描いた作品なのであえて低めに配置させていただきました。



3月頃になったら


藤井 ふみよさんの原画  望春 花の水彩画展を今年もやろうと思っています。



十一屋商店のHPも出来上がって一安心。


十一屋の新HPはこちらです。


http://jiyuuichiyaomiyage.com/%E5%8D%81%E4%B8%80%E5%B1%8B%E5%95%86%E5%BA%97


亜土梨絵のページもあります。


「冬もやらーんかい?」の言葉はちょくちょく聞きますが普通に営業しておりますので


松之山にいらした際は是非足をお運びください。


今は快晴、10年に一度の大雪は来るのかな?


まあ10年に一度ならもう3、4回は経験しているわけですから大丈夫でしょう。


新年からはベートーヴェン交響曲第9番「合唱」


それからウイーンのニューイヤーコンサートよろしく


ヨハン・シュトラウス Jr. のこうもりやポルカなどをBGMにしばらく営業していきたいと思います。


それでは皆様、良い年の瀬をお過ごし下さい。


来年もよろしくお願い致します。












皆様こんにちは。


書きたい時やお知らせしたい時しか書かくてすみません。


元々熟考派なので一つの記事を書くのにかなり時間がかかるので、さすがに毎日はかけませんのでその辺はご勘弁を。



今回はコーヒーやワイン、日本酒など種類がたくさんあって憶えれない、もしくはどうやって覚えていったらいいのかわからない方の為の、さわりのさわり。


初めの一歩として何をすべきか?のお話です。



ただ闇雲に選んだり、いつもおすすめでと頼む方もちょっとでも覚えた方が絶対楽しんでいただけるとおもいます。



案の定長くなるので、最初に結論を書きます。


体で覚えるタイプの方は結論だけ読んで後は読まなくても良いと思います。


なんでそうなのか理由知りたい方は頑張って最後まで読んでみて下さい。


では結論から。





結論!


 【先ず一種類ボーダーラインにする味をおぼえる。そして2種類目からは、ボーダーラインと、比較してどうなのかでおぼえる。】




これだけです。


ボーダーラインは品質として自分が覚えたいランクの平均よりちょっと上の物でいつでも手に入る物、


通年味の大きな変化の無い物にしてください。そしてできれば中庸な味の方が好ましいです。


喫茶店ならメインブレンドといった所でしょうか。


亜土梨絵なら亜土梨絵ブレンドがそれにあたります。


3つ4つと覚えていくと、自然に自分なりの基準値が形成されて最初のボーダーラインは必要なくなります。



「そんなのわかってるよ」な方もいらっしゃると思いますが、初めてワインの覚え方をソムリエにきいたとき


『先ずはある程度のランクの同じワインを毎日一口づつでもしつこく飲んで

一種類味のボーダーラインと比較の基準値を作りなさい。ただやみくもに種類だけ飲んでも比較の対象がなければ憶えれません。』


と言われてあまりにもコロンブスの卵過ぎて衝撃を受けたのを憶えています。


人間は、何かを関連付ける事によって憶える事も思い出す事もしやすくなります。



一つ二つと覚えていくと記憶が網目状に形成されて忘れにくくなっていきます。


そして繰り返し思い出す事によりすぐ忘れてしまう瞬間記憶が、


ちょっと頭を悩ませば思い出す短期記憶に変わり最終的に.長期記憶として脳に刷り込まれるそうです。


ふと4ケタの謎の数字が思い浮かんで記憶をたどると昔よくかけていた友達の家の電話番号だったり、


20年以上前のパソコンのパスワードだったり。


体感でいくと例えばアルペンスキー。


在学中5年10年やっていると卒業して10年のブランクがあっても2、3本で意外と滑れたりします。


それが長期記憶というらしいですよ完全に体が憶えた状態です。




いつも読み難くてすみません。


要は





『一つ比較対象の基準を覚えると味は覚えやすいですよ!』と言うお話。


一種類味を覚えると別の物を選ぶのががぜん楽しくなります。


日本酒しかりワインしかり。 最初は勿論大変ですが。


今回は


楽しく選ぶための最初の一歩にして最大の極意をご紹介させていただきました。


今年はこれで最後でしょうか?


また、ふと思う事があれば書きたいとおもいます。


                                    ではでは