先月、大分県内某市の市議会議員センセイ７名が北海道に視察研修に出かけた際、１人のセンセイが親戚に会うために勝手に研修を抜け出し、別の３人のセンセイが研修前に空港でビールを飲んでいたという記事が新聞に出ていました。
１１月１２日の大分合同新聞朝刊記事
いい年した大人が、しかも良識ある（はずの？）議員センセイが何やってんでしょうかね。
観光旅行じゃなく、歴（れっき）とした視察研修ですよ。
しかも、１人１２万円もの貴重な税金（公費）を使っての。
新聞によると、ビールを飲んだのは乗り物酔いがひどいので「酔い止め」だったとか。
ついつい笑ってしまいました。
そんなに乗り物酔いがひどけりゃ遠く北海道まで研修に行かなければいいのに。
子どもでももっとまともな言い訳ができますよね。
日頃、税金の使い道についてとやかくおしゃっている議員センセイ。
自分たちが税金を使う分には甘いんですね。
もし、市役所の職員が同じことをしていたら懲戒処分ものでしょうね。
しかし、ビールを飲んだ議員の１人（共産党議員）は辞表を提出されたそうですから、見事な責任の取り方だと敬意を表さなければなりませんね。
あとのお方はどうなさるのか知りませんが・・・。
それにしても、議員センセイ方、視察研修に遠くまで行かれるんですね。
そんなに遠くまで出かけなくても、もっと近くに参考になる自治体や施設などがあるでしょうに。
もしかして、研修先を決める際、行きたい観光地を先に決めて、それからその周辺で視察できそうなところを探したりしていないでしょうね。
ある県議会で、県議センセイが提出した視察報告書が視察先のHP丸写しだったというニュースもありました。
こんなんじゃ、議員センセイは住民から信頼されるはずありませんわなぁ。
もちろん、多くの議員先生はまじめに議員活動をされています（と思いたい）。
このようなごく一部の議員センセイの軽率な行動により、議員先生全員が同じように見られたらお気の毒です。
そうは思いませんか？