トガニ‐幼き瞳の告発- | 鷹憎ブログ

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2012新作映画

トガニ 幼き瞳の告発

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↓予告編貼っておきます



100点
劇場で観れるうちに観たほうがいいです!!


新宿武蔵野館で観てきました
↓ホールには「トガニ」の切抜きの展示もしてましたね※ぼやけてしまってさーせん
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“視覚障害者の学校で起きる性的犯罪映画”って前もって知っていたので、かなり前傾姿勢、防御固めで行ったのですが、それでも正直ムカつきましたヽ(`Д´)ノ
新宿武蔵野館で観たんですが、ほぼ満席した!
その中、驚いたのが聴覚障害者が観に来ていた事です
聴覚障害者だって観に来るけど、この内容はかなり障害者には頭にくる作品だと思うんですよ!
それなのに観に来るなんて…俺ごとき何も分からい奴がさーせん(ノДT)


軽くあらすじ書きますと
韓国光州広域市の聾学校で実際にあった、性的暴行事件の実話映画です。
今作「トガニ」の上映が韓国でのインパクトがとても強く、「トガニ法」と言う
法律まででき、いまなお物議を醸しだしている事件の実話映画です。

↓主人公カン先生(コン・ユ)
正義感強いんだけど歪んだ秩序に苦しむ姿が最高だった
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コン・ユさんは「コーヒープリンス1号店」の俳優さんで
結構アイドル感プンプンの俳優さんだと思ってましたが、
徴兵していた間に孔枝泳(コン・ジヨン)が書いた小説「トガニ」を読んで
映画化、主演で出たいと強く思ったそうですよ!
ちなみに日本版の翻訳は蓮池薫さんがやってるそうな…


正直、全編どキツイ描写ばかり
相変わらず、韓国映画のクオリティーの高さには溜飲が下がります

↓双子の校長兄弟
こいつらは一番苦しい死に方をすべし!!
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↓逃げ込んだ先のトイレ、ふと見上げると…。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
この描写は今年一番印象深かった
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こんなことして許される訳がないのですが、街自体が悪でで結託しているんですね
なので、法も社会も倫理も全くありません。

街全体が癒着で塗り固められて、聴覚障害者同様、“見て見ぬふり、何も語らず”であたりさわりなく、世の中に適合しなければならない社会が自分だったらどうなるだろう?
と考えさせられる映画でした。


超オススメです