キャベツのひとりごと

キャベツのひとりごと

日々の何気ないことからわが家の野菜の成長記録…っていうか作業日誌です(笑)

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いつかは報道されるかと思っていましたが




とうとう報道されましたね・・・・・




政府の発表の仕方や報道の仕方もありますが




それ以上に消費者の過剰な反応と風評被害が心配です・・・ガーン




例えば・・・消費者の皆さんは特定の場所ではなく  『○○県』  と一括りで思い込んでしまうので




影響のない地域の生産物でも購買を控えてしまう傾向に・・・




人間の心理として仕方がないと思うのですが安心して食べて頂きたいと思います。




そして、これ以上飛散地域が広がらないことを願います。




報道された北関東の地域は色々な種類の野菜の大きな産地が多くありますので




これから春に向けての出荷量や出荷控えによる市場の物量不足




それにともなった他産地への早だし要請によりそれ以後の物量、作付等が変化して




長い時間にわたって影響がありそうで心配です…




しかし我々農家がいま出来る事の一つは被災地を含めた日本中の人たちに




美味しい野菜を育て、提供することだと思うので精魂込めて頑張っていきたいと思います。



18日に従妹から連絡がありました




『明日、旦那が宮城県の被災地へ応援に行く!』  と・・・・・




彼は東京消防庁のレスキュー隊員です。




夏には  『こんな美味しいトウモロコシと枝豆は食べた事がない!』  と




感動してくれた自慢の一品を作って待っているから




謙司くん! 僕の分まで頑張ってきてください。




そして被災地の方たちの手助けをしてきてください。







今朝、着替えをしながらニュースを見ていたら



被災地の消防団の一人にスポットを当てて放送していて



自分も消防団に所属しているので気になって見入ってしまった



その方は家族の避難することも気になっていたが



津波警報時には消防団が水門を閉める事になっていたので多くの住民の為にもと閉めに行き避難したそうです



家族も避難したと思い消防団活動をしながら探してみたが全く会えず・・・



そのうちに瓦礫が入り込んでいたが自宅が倒壊せず残っていたので行ってみてもいない・・・



それでも信じながら探していたそうです。



しかし・・・4日後に捜索の結果、自宅2階の瓦礫の中から



奥さん、息子夫婦、お孫さんの4人が遺体で発見されました。



その方は遺体安置所で、ただただ  『ごめんな、ごめんな・・・』  としか言葉がかけられなかったそうです。



知らせを受けた仲間の消防団員の方たちが次々駆けつけ言葉をかけ強く抱きしめあい悲しみを分け合っていました。



そして一言・・・・・



『家族を亡くしたのは、自分だけじゃない!』



『明日からは自分も皆と一緒に消防団活動に戻るから!』  と・・・・・



ボロボロと涙を流しながら



自分はどうなんだろう? 家族? 地域の安全? と様々なことがグルグルと考えてしまいました・・・






最近では地方の町にくらべ首都圏や都市部で 消防団 を勘違いしてる人が多くいます。



都道府県や地域にもよりますが  



地元の住民なら 『この家はお年寄りだけだ。』  『この家は家族が何人だ!』  などと



地域の細かいことを知っているから災害の時は行動を起こしやすい。



と言うことで   消防署  のサポート的な役割が大きいです。



消防隊員のように日々訓練もしていません!  年に数回程度です。



火災や災害時には駆けつけ様々な活動をしますが、普段は自分たちで別の仕事をもってます。



『消防団だろ?』  『消防団なのに何してるんだ!』



などと言われ批判される方がいますが



少しでも多くの方たちに  消防団  がどうゆうものか理解していただければと思います。