野々村県会議員の号泣会見が、至る所で見られる。
大雨で、列車が運休している日にも出張している事になっていることや、
郵便切手に月40万円も支払っていることなど、限りなく不正処理がなされていると思う。

号泣会見が、サッカーのワールドカップを食った感もするぐらいで、
今後、ネタとして様々な場面でも使われていくだろう。

こんな会見が、クローズアップしたが、政治家のお金の問題は難しいものだ。
知事や議員の所得が、ニュースが併せて報じられていた。
減税を主張する名古屋市の河村市長は、1,000万円割れの905万円。
ただ、特例条例で800万円を決めており、暦年では800万円に調整されるそうだ。

新聞,ネットで見ていると1,700万円ぐらいが大半か。
庶民からすると、たくさんもらっている感じがする。

河村市長を見習って・・・とも思わなくはないが、
美濃加茂市長のように、特定業者から便宜のお金をもらった疑いで逮捕されるぐらいなら、
もう少し余裕をもたせてあげてもと思う。
もっとも、美濃加茂市長の場合は、若すぎて、他人を見る目がないのか、
自分に意見する煙たい人よりも甘い蜜をくれる悪人に吸い寄せられた、未熟さが強いと思うが。


会社のガバナンス体制が、投資マネーを呼び込んで経済活況の矢になりつつある中、
政治家のガバナンスが、他国から冷ややかに見られる事がないようにしてもらいたい。


ダイスをころがせ!(上) (講談社文庫)

新品価格
¥782から
(2014/7/5 09:32時点)





野々村議員は、説明とともに号泣の謝罪会見をされるのだろうか。
どう、オチをつけるかは見ものだ。
また、美濃加茂市長、企業側はお金を渡したと言っているが、
市長は否認している。これまた、注目したい。


ダイスを転がせという小説に、選挙にたくさんのお金がかかる事が書かれている。
1,000万円なんて、すぐ吹っ飛ぶんだと知る。
新人議員には、お金の心配なく仕事に邁進してもらうためにも、選挙に要した費用を、
任期期間中の月割りで、いくらか補てんできるようにしてあげたらよいかと思う。
もっとも、ジバン・カンバン・カバンの3バンをもっている人にはあげる必要ないが。