一般的に言われている2つの言葉の定義は、
●ボディースキーマ(身体図式)
「自分の身体の姿勢や動きを制御する際にダイナミックに働く無意識のプロセス」
●ボディーイメージ
「自分自身の身体について意識的にもつ表象」
とされています。
ちょっとわかりにくいので、言い方を変えると
●ボディースキーマ
「実際の感覚」によって作られた「脳のネットワークの中」の自分
●ボディーイメージ
「視覚情報優位」に作られた「記憶の中」の自分
と言えます。
脳が自らの身体を
「無意識的」に捉えるか
「意識的」に捉えるか
の違いと言えます。
もう少し具体的に説明していくと、
ボディスキーマは、
身体のあらゆる感覚情報(視覚、触覚、固有感覚、平衡感覚など)が中枢神経系を上行し、統合されて頭頂葉に生成されるものです。
言わば、無意識的に作られる身体の枠組み、フレームの様なもの。
運動は、このボディースキーマを基に表出されるので、これらが歪んだり、いびつであれば、運動も非効率的なものになります。
それに対して、
ボディーイメージは、自分の身体を「意識的」に捉えた像になります。
心理面や視覚的な情報から「自分はこうであるはずだ」という印象を、意識的に、つまり 主観的な要素を含めて記憶したものです。
主に左側頭葉を中心に脳の中の記憶がある場所のどこにでも存在し得ると言われています。
ボディーイメージは主観的な要素を含むため、現実(感覚)を歪めて解釈させてしまう危険を持ち合わせています。

