オルゴールが回転を止めるまで…

オルゴールが回転を止めるまで…

例えばですね、目の前に一匹の可愛い猫がいるとします。でもどんなに可愛くても私は触れないのです。猫アレルギーだから。軽い気持ちで触ったりすると大変なことになっちゃうから・・・本当に大変なことになっちゃうから・・・

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ヤクシェマシュ!



えーどうもこんにちわ、たーです。
久しぶりですけど、私は元気です。


上の挨拶なんですけど、頭おかしくなったか?
とか思わないでくださいね。
これポーランド語で「元気ですか?」って意味らしいですよ。


数年前に、Boratって人が話題になったんですけど、その人の口癖です。
この人めちゃくちゃ面白いから、気になる人は「Borat」で検索!


なんて最近のTVCMみたいな事を決めたところで、本題に入ろうかと思います。

まぁ例によって長くなると思うんですけどね。
最近気づいたんですけど、このブログ死んでるようなものなので、
たまーに書くから長くなるんですよねw


サーセン



と言うことで、今回の話なんですけど、

「物語ってなんぞや」

って話です。


映画や小説の物語っていうのは、基本形があるんです。

「ヒーローになること」

なんですね。

ヒーローと言っても、世界の悪と戦う!とかそういう意味じゃなくて、
簡単に言ってしまえば、「成長する」ってことです。


皆さんイニシエーションって言葉を御存知でしょうか?
所謂、「通過儀礼」ってやつです。


こういってしまうと、少し難しいんで、例を挙げます。


例えばですけど、抜歯なんかも通過儀礼の一種です。
子供のころを思い出してみるとわかると思うんですけど、
乳歯がぐらぐらしてきた時に、親に抜かれたりしませんでしか?
そして抜けた歯を屋根に投げたりしますよねw
私は、歯が抜けるとなんとなく嬉しかったんですよ。
何故かというと、「大人になった!」って思えたからですね。


つまりは、大人になるための儀式なんですよ。


それで、この通過儀礼なんですけど、しばしば苦しみを伴うんですね。
フルメタルジャケットって言う映画があるんですけど、
ここの新兵訓練がまさにそれで、もうひたすらに人格否定をされるんですw

「お前らはゴミ虫だ!生きてる価値なんてない!」

とか言われながら、絶望するくらいまでおいこまれるんです。
何故こういうことをするかと言うと、一度今まで色々な物に守られてきた若者の人格を否定して、そこに新たな人格を作り上げるためです。

まぁ体育会系って感じですけど、これ洗脳の基本でもあるんですよねw

宗教でもそうですし、軍隊でもそうですし、もっといってしまえば、会社や大学のサークルなんかでも行われてるんですよ。

一度今まであった人格という絵をを真っ白にして、そこにそれぞれの組織に合った人格を新しく描くことで、その組織の一員とするわけです。


なんかこうやって書くと、危険な物みたいですけど(まぁたしかに危険なんですがw)
危険だけじゃなくて、必要なことでもあるんです。
人が大人になる時って言うのは、必ずこの通過儀礼を通るんです。

ここから少しずつ、本題と通過儀礼って言うのをリンクさせていきます。

まず子供の頃って言うのは、色んな人に守られるんです。
両親に可愛い可愛いといわれ、安全で、周りの人は皆味方だと思ってるんです。
それが、学校に行ったり社会に出ると、周りは敵ばっかりになるんです。
これが分離っていう現象です。そして、そこで試練を受けて、要するに、現実って言うものに直面するんです。これが通過儀礼です。この通過儀礼の中では、恥をかいたり、痛い目にあったりします。これは、つまり子供の自分ってものが、擬似的に殺されるんですね。
そうすることで、新しい自分に生まれ変わるんですね。


物語と言うのは、この通過儀礼が描かれているんですねー。
主として、ってことは明記しときますね。もちろん例外もあるので。


神話なんかを見ていくと、基本的にこういう構成でできてるんですよね。

それで、その結末によって、英雄劇だったり悲劇だったりとなるわけです。
成長できれば英雄で、そのまま迷い、追い込まれていけば悲劇なんですよ。

例をあげれば、前者がスターウォーズで、後者がゴッドファーザーですねw


これに当てはまらないような物語ももちろんあります。
アメリカンニューシネマっていうのは、まさにこれに対する反発で出てきてるんですね。
要するに、「成長しなくてもいいじゃねえかよ。今のままで何が悪いんじゃ」

っていう話です。

これは、なんというか公平をきすために書いておきますねw



話を戻しますと、「悲劇」というのは、この通過儀礼を乗り越えられなかった人たちの話なんです。
それで、それについて面白い本があります。
「アウトサイダー」という本なんですけど、これは社会からはみ出してしまった人達の列伝なんです。
具体的な名前を挙げていきますと、T.ロレンスとかヘミングウェイとかゴッホの例がでてきます。この人たちは通過儀礼を受けて、迷ってしまった人々なんですね。

この本の大事なところはと言いますと、一度そのぬくぬくした状態から抜け出せ!ってことを教えてくれることなんですよね。今学校や会社で教えられたり、社会が言ってる事って言うのは、全部嘘かも知れないんだからなって事を教えてくれるんです。

つまり、一度そういったぬるま湯から抜け出して、その枠組みを疑ってみろって言ってるんですよ。

帰ってこれないかもしれないけど、それでいいじゃないか!って言ってるんですね。
こういう人の事を知らないと、一生その枠組みから出ないじゃないかと言うことです。

要するにその枠組みの中で価値観が固まってしまって、そこで一生終えてしまうよ?ってことなんです。

まぁ少し話を発展しすぎてしまいましたけど、物語、それから主人公っていうのはある程度逸脱していないと、物語足りえないんですね。
ダメなやつだったり、うざいやつだったり、めんどくさい奴を描かないとだめなんですよ。
完璧超人は物語の主人公になれないんです。



これと関連して、一つの本を紹介しますね。
また別の本かよ!とかいわない。


えっと、
三島由紀夫の「葉隠入門」です。

葉隠入門って本は、葉隠って言う本の評論をしている本です。つまり解説書みたいなものですね。

武士道は死ぬことと見つけたり!ってやつですよw


この本なんですけど、葉隠という本を三島由紀夫が評論していてるので、武士と言うのは、切腹とかしてて、葉隠はそれをを美化して、正当化してる本だって思う人が多いんですけど、この葉隠入門を読むと、葉隠と言う本が、サラリーマンの処世術を書いてる本だってことがわかるんです。

それでもうひとつわかってくるのが、物語におけるヒーローとは何かって言うのが分かってくるんです。物語の主人公っていうのは、最初は普通の人としてでてくるんですが、そのパンピーが決定的にヒーローになる瞬間って言うの何かっていうのが分かってくるんです。

主人公って言うのは自分のことばっかり考えてるんです。しかし、物語、つまり通過儀礼の過程で、自分じゃない物のために行動した瞬間にヒーローになるんですねー。


この「武士道とは死ぬこととみつけたり!」というのは、切腹しろってことじゃないんです。

そうではなくて、二者択一の絶対的な選択を迫られた時に、自分が損する方を選びなさい。
つまり、Aなら自分の責任になる。Bなら自分の責任にならないって時に、自分の責任になるAを選べって言ってるんです。
どうしてかと言うと、失敗した場合、自分は損するかもしれない、周りからはバカだと言われるかもしれないけど、でも誰も君を卑怯だと言う奴はいない!その選択が武士道だって書いてあるんですねー。

つまり、

「武士道とは死ぬことと見つけたり」

なんです。

これが英雄になる瞬間なんです。
要するに、言いわけばっかりして逃げてちゃダメだと、自分の責任で、誰かのために損をする勇気を持てって言ってるんですねー。

もう一つ面白いのが、この本の中で、自由って言葉がでてくるんですけど、「自由って言うのは死んでも良いと思うことだ」って書いてあるんですよ
どういうことかと言うと、人はみな自分を可愛がるんです。つまり守るんですが、怖いと思うほど、動けなくなり、その恐怖の最たるものが死だってことなんです。

恐怖と保身が自分を縛るんだと。だから死を恐れるなってことなんですよw

まぁまとめてしまえば、
ヒーローと言うのは、死を恐れず、つまり自己犠牲を厭わずに、他者のために行動するものなんですねー。

こうやって見ていくと、物語っていうのがどうやって構成されているのかよくわかります。
先にも述べましたけど、もちろん例外はあります。
しかし、基本的にはこうやって、ぬるま湯から抜け出し、問題にぶちあたって、苦しみ、それを乗り越える、あるいはそこから迷ってしまう。ってことで物語のカタルシスってものがうみだされてるんですねー。



とまぁダイブだらだらとかいてしまって、気づけば物語についてだけじゃなくて、
ブックレビューみたいになってしまってますけど、これらの事って、実は人生においても大事なんじゃないか?って思うんですね。



なのでこの物語の基本というのと、それにからめていくつかの本を紹介させていただきました。



まぁこれは、人生において大事とか言いましたけど、普通に、映画や小説を楽しむ時や、実際に自分が作る時に、役に立つことなので覚えていただけると嬉しいです。


まぁ後半明らかに疲れが見えたのは内緒。
ていうかそれがタイトルですw




まぁとにかく


武士道m9(⊙´◞౪◟`⊙)!





(⊙´◞౪◟`⊙)フヒヒ


最後に、もう一度、本文中の書籍に関して紹介しますね。
勘違いしないんで欲しいんですけど、私は何にも受益してませんのでw

おすすめしたいってだけです。

ジョゼフ・キャンベル「千の顔を持つ英雄
コリン・ウィルソン「アウトサイダー」
島田裕巳「映画は父を殺すためにある/通過儀礼という見方」
三島由紀夫「葉隠入門」

これらは今日の内容に関わる話なのでお勧めします。
アウトサイダーは私は、高校の時に読んでとても悪影響を受けましたw

それからもう一つ、
「Stealing Fire From The Gods」と言う本も中々面白いです。




ということで、今回のナンバー↓↓↓↓


今回はまぁ気まぐれついでなんですが、
私の好きなアーティストの中に岡崎律子さんという、素晴らしいシンガーソングライターの方がいるんです。
この方は残念ながら、既に亡くなってしまわれたんですが、その命日が、5月5日と最近の事だったので、追悼の想いをこめて、この曲にさせていただきます。

R.I.P for Ritsuko


Agape / メロキュア
おはようございます


たーです


タイトルについてなんですけどね、夏目漱石という文豪を御存知でしょうか。
いや漱石先生くらいご存知ですよね。

千円札の人です。

いや、あのー漱石先生を「千円札の人です」とか、そんなチープな感じで紹介するのは流石にひどいですよね!すいません!


え?1000円は大金だって?
そういう意味で言ってねえよ!




気を取り直しまして・・・


かの有名な夏目漱石が、英語教師をしていた時代に、

「I love you」という英文を「我君ヲ愛ス」と訳した生徒に対して、

「月が綺麗ですね、とでも訳しておきなさい。それで伝わりますから」

と言ったという話があります。


漱石先生ロマンチックw


とかそういう話ではなくて、なぜ漱石先生がこんなことを言ったかと言う話です。

その当時、「愛する」と言う表現は一般的ではなく、日本人の感性では、そういった直接的な表現をすることがありませんでした。
「行間を読む」ではないですけど、話の前後から判断すれば思いは伝わるということなのでしょう。
とても叙情的で比喩的で、日本人らしい表現だと思います。

明治時代は特に、江戸時代から一転して性に慎重というか厳しかった時代だったていうのもあるかもしれませんけどね。


全然関係ないですけど、若者達の性の乱れとか言ってるやついますけど、江戸時代とかもっとひどいですからね。

それから、思うのですけど、取り戻すべきは近代の貞操観念じゃなくて、奥ゆかしさだと思います。
取り戻すというか、残すべきは?

私、日本人の奥ゆかしさって好きなので。



閑話休題


さておき、なぜこんな話をしたかと言いますと、私はこれが本の面白いところだなって思うからなんですよ。
近代文学がどうとか、平安時代の和歌がどうとかじゃなくて、本の醍醐味ってこれだよなって思うからなんです。


老夫婦が縁側にいて空を眺めていて「月が綺麗ですね」と言えば、
この夫婦が何を思っているのか想像できる。


それが醍醐味なんだなと、私は思います。


近代文学なんかが難しいのは、
もともと日本文化は曖昧で抽象的だなんて言われますが、それに加え当時の感性と今の感性が違うというのもあって、遠回しな表現だとその真意が伝わりにくいって言うのもあるんだと思います。

ただ、読み手がどう感じるかなんて自由ですから、答えもないですから、勝手に想像して楽しむのが良いですよねw




まぁ結局何が言いたいかといいますと、


月が綺麗ですね(⊙´◞౪◟`⊙)




(⊙´◞౪◟`⊙)フヒヒ


ちなみにあの芥川龍之介は、夏目漱石に弟子入りしていた時に、「葉巻をかってこい」と漱石先生にいわれ、葉巻を知らなかった(当時葉巻は有名ではなく、キセルや巻きタバコが主流の時代)芥川龍之介はひーひーいって探し回ったそうです。




今回のナンバー↓↓↓↓

完全に私の感覚なんですけど、個人的に春を感じる曲を御紹介です。
いやー、もしかしたらこれ夏じゃね?とか言われるかもしれないんですけど、
私この曲はじめて聴いたのが春の時期だったので、どうしてもそのイメージが強いんですよねー



まぁあれだ、


いい曲だからつべこべ言うな(⊙´◞౪◟`⊙)フヒヒ


Life / Des'ree

どうもー
お久しぶりでーす。


長い間ブログを書いてなかったわけですけども、実を言うと別サイトに移住してるんですよね。


そっちではホント結構な頻度で更新してるんですよ?
どれくらいかって言うと、3日に2回は更新してますね。


なんでこっちで書かないの?
みたいな話になりますけど、結局使いづらいっていうのもあるんです。




あのね、amebaさん、これ使いにくいですよ。



まぁ後はテーマじゃないけど、方針?って言うのがこのブログってないし、
ある程度共通の?と言いますか、一貫性のあるブログにしたいなって気持ちがあって、


「んじゃいっそリニューアルちゃうか!」


って感じですよ、はい。



まぁそんなことはどうでもいいんです。






さて、タイトルにもありますけど
ArtStudioってアプリがあるんですよ。

これが結構優秀なアプリでして、
スマホだと絵描くのは難しいか?なんて思ってたんですけど、
なかなかどうして、とても面白いんですよ。


使い始めてから1年も経ってないとおもうんですけど、
暇な時はついつい開いちゃいますねー。

製品版購入しましたけど、値段もお手頃で使いやすいので
皆さんも是非お試しくださいまし。


体験版もあります。




あとは、Instagramってアプリがありますよね。


簡単に言うと写真加工アプリですよ。


スマホで撮った写真なんかを、まぁなんかいい感じに加工できるって言うんで、
結構使ってる人多いですよね。


Twitterとかと連動させたりして。




私もiphoneユーザーなんですけど、Instagram使ったことあるんですよ。
もう随分前の話ですけど、友人が勧めてきたのでね。




あれもあれで結構面白い事できるんですけど、
個人的には写真は素で良いものをとりたいって思っているので、
あまり使いませんね。



それに雰囲気だけいじってる人って多いですけど、ああいうのって好きじゃないんですよ。
選ぶだけなんで簡単なんですけど、つまんないんですよね。
やるなら徹底的にいじりたいので。



とりあえずあれです




ArtStudioは楽しいですよってことですよ




ごはんですよはごはんじゃないですよ




ホントは色々書きたいことあったんですけど、
全部をこの記事に入れるのもどうかと思ったので、とりあえず〆ますよ





めんどくさくなったんじゃないよ(⊙´◞౪◟`⊙)フヒヒ





ちなみにこんなん描きました

※追記
公開してから気づいたんですけど、ブログのデザインが星空で、
絵とかぶってめっちゃ見づらいですね。
まぁ別に何もしませんけどね。




$オルゴールが回転を止めるまで…

$オルゴールが回転を止めるまで…



これはアプリのスクショです↓↓

$オルゴールが回転を止めるまで…






それでは今回のナンバー↓↓↓↓


曲は何にしようかと思ったんですけど、
やっぱほら、最近EWI買ったしとりあえずこれかな?
って感じです。


あのキテレツ大百科で有名なあれですよ。



まぁこっちのは(君とは)はじめてのチュウって感じですけどね
ジゴロ助が歌ってますけどね


ということでどうぞ

はじめてのチュウ(Platina Jazz) / Rasmas Faber