いつもありがとうございます。
部下に指示を出した時に、「やったことありません」「習った事ありません」と言う従業員がいます。
この言葉は、非常に危険です。
「やった事が無い」
「習った事ありません」
という言葉を発する従業員は、会社、仕事というものを勘違いしている傾向があります。
社会に出てからの年月が長い人であれば特に。
例えば、1つの資料を作成しようとしたときに、エクセルで資料を作成するように指示したとします。
それに対する返答が、「エクセルは使った事がありません」と返ってくる場合。
これは簡単な例ですが、「エクセルを使った事がない」なんて理由は理由としての意味を持ちません。
本来、現代社会においてエクセル程度の知識は持ち合わせているべき能力です。
昨日、今日社会に入った人であればまだしも、社会人になって5年、6年になる人であれば、それだけの期間があったにも関わらず『持ち合わせているべき能力を持っていない』という事実があったとき、意識の改革が必要です。
ただし、これは個人の意識だけを責めてはいけません。
会社の意識が従業員の意識を低くしている原因になっている事があります。
自社にパソコン操作が苦手な社員が多いと感じた時、「社内でパソコン操作の勉強会を実施しよう!」と、積極的に勉強会を開くような会社は、恐らくたくさんあります。
そんな会社を、「良い会社だな」と思う人。
「良い会社だろう」と自慢する人。
危険です。
その会社だけの専門的な特殊能力だとか、社内におけるルールを身につけさせるのが目的であれば、時間と経費を使って積極的な指導、勉強会は必要です。
しかし、
「本来持っているべき能力」を教える事に体力を使う会社は、無駄に会社の時間を消費し、無駄に会社の経費を費やす典型例と言ってもおかしくありません。そして、会社として教えるべき事がまったく教えられていないという悪循環が必ずあります。
「知らない人」、「出来ない人」が悪いと言っているのではありません。
「知ろうとしない人」「出来ないからと、何もしない人」が危険だという意味です。
『会社』は、『学校』ではありません。
会社とは、そこで働く人に、『仕事』を与えてそれに対する『対価』を給与として払います。
『対価』を払って、『仕事が出来るようになる為の勉強』を与える事なんかをしていては、会社としての成長に限界がきます。授業料を取るなら別ですが・・・。
仕事を与えられ、それに対する対価をもらっている僕たちは、仕事する為の知識を持っていないのであれば、仕事以外の時間でそれを身につけなければいけません。
これは、たかが『エクセル』なんていう基本的なものに限った事ではありません。
会社が企業としてのレベルアップを望めば望むほど、高いレベルの人材を求めるようになります。
そんな時、求められる能力を会社が教えてくれるという甘い意識ではなく、自分で学ぶという意識が必要です。。
『仕事以外の時間』という、限られた時間のなかで、様々な事を無限に学ばなければいけません。
けど、そこでの努力が自己の『能力』『力』になるんです。
仕事をする中で『学ぶ』事は山のようにあります。それが自己の成長につながるのは事実です。ただ、そこにある『学び』とは違った学びは必ず存在し、必ず必要です。
何か一つに特化した能力を持っているがために、会社から高い評価を受けている人はたくさんいます。けど、それだけでは必ずどこかで限界が来ます。必ずどこかで誰かに抜かれます。
自分の能力+αがさらなる高みへ行くための条件です。
僕はその+αが、自己の『学び』だと感じます。
やった事のない仕事を指示されたとき、
『やったことありません』と答えず、
『やります!』と答え、死に物狂いで成し遂げましょう!!