先週、約12年ぶりの面接に行ってきた。
それについて語りたい。
まずは流れをザッと振り返る。
先月初頭、人生で初めてハローワークに行き、失業保険の申請をした。
ここで詳しくは説明しないが、ハローワークでの流れは、申請後、待機期間を満了、雇用保険の説明会、初回の失業認定、2回目の認定、3回目、4回目、、と大体こんな感じ。
自己都合退職と会社都合退職で、給付金をもらえるまでの期間等も変わってくるので、会社の退職が決まった方、退職しようと思っている方は、各自で調べてみてほしい。
申請を終えた僕は、ハローワークの求人、ならびに各転職サイトの求人を色々見てみた。
コロナ禍、そして円安、日本の景気はあまり良くないかもしれないが、求人数自体はたくさんあるなという印象を受けた。
人員を削減している会社もある一方、人が足りていないところは足りていないのだ。
膨大な求人を見ていく作業も、なかなか骨が折れた。
それだけエネルギーを使い、真剣に見ているということだろう。
その中から、最も自分に合いそうな会社を、なんとか見つけ出した。
WEBで応募をする。
後日、面接日程の連絡がきた。
WEBでの書類選考は通過したようだ。
僕は早速準備に取りかかった。
面接の日まで数日、時間の猶予はない。
まずは履歴書に貼る写真を撮るため、スーツに着替えて証明写真機で撮影。
これまでスーツを着る仕事をしてこなかったので、ネクタイをつけるのに手間取った。
すんなりつけれる人はマジで尊敬します。
幸い、証明写真機は家のすぐ近くにあった。
写真は普通と美肌モードと2タイプから選べた。
美肌モードにしておいた。
料金は1000円だ。
けっこう高いがしょうがない。
背景の色も選べた。
何が良いかわからず、無難と思われるグレーにしておいた。
写真は制限時間内なら何回でも撮り直しが出来たようなのだが、システムがあんまりわかっておらず、結局1回しか撮り直さなかった。
もっと良い写真が撮れそうな気もしたが、もう1000円追加で使う気にもなれず断念した。
履歴書を書くのには手間取った。
前々職は何年の何月入社か、どの資格はいつ取ったかなど全く覚えておらず、いちいち調べながらの記入。
職務経歴書は更に手間取った。
どういうフォーマットで書くか、色んなサンプルなどを参考にしながら仕上げていった。
いかに時間がかかろうとも、ここの内容を怠ってはいけない。
あとは面接のシミュレーション。
聞かれそうな質問を想定し、事前にある程度の答えを用意しておく。
面接という非日常、緊張をゼロにするのはほぼ不可能なので、せめてそれを軽減させる対策を取っておくことが重要だ。
迎えた面接当日。
スーツに着替える。
ネクタイはやはり時間がかかった。
この写真を撮った後、最後に鏡でチェックしたが、シャツのボタンを止め忘れているのを発見。
危なかった。
少し早めに家を出る。
10分ほど歩いただけで、喉が渇いてきた。
途中の自販機で水を買う。
会社には15分前くらいに着きそうだった。
さすがに早すぎるので、近くをうろつき時間をつぶす。
その間にも喉は渇き、水を再び摂取。
そして5分前に訪問。
受付を済ませ、いざ面接。
詳細な内容は割愛するが、緊張しながらも、わりとスラスラ話せた。
色々と準備をしておいてよかった。
手応えは悪くない。
自分の評価は体感75〜80点くらい。
ただ、応募人数が多いようで、合否連絡は2〜3週間後になるとのこと。
狭き門である。
当たり前だが、より優秀な人が、85点90点の人が受けていたら、自分は落とされる。
そういる人が来ているか否か、ヒキが試される。
面接が1週間前の話なので、結果まであと1〜2週間。
ダメだったパターンも想定して、他のめぼしい求人をチェックしながら、審判の時を待つ。