日本 対 韓国 3度目の対戦でよーやく日本が勝った。勝ってくれた
4番松中がライト線2ベースヒットを打ったことで日本に火がついた。
上原の快投も日本の攻撃開始までの試合をもたせた。
やはり今回の韓国戦、上原なしでは勝利は無かった!!
今の日本球界で一番”熱い”投手だと思う。
日本対韓国の試合はどのスポーツにおいても”ライバル”以上の関係で、何が何でも勝たなければならないという気持ちを両チームが持つほどの価値をもっている。
この試合で、勝つためには「真っ向勝負」が必要。
多少偏屈かもしれないが、こういう試合で勝つためには上原のような気迫ののったストレートしかないと思う。それに国際試合で上原は日本人投手の中で最多勝利の実績を持っている。
イチローも言ったが「1点を守る野球」では、ストレートに自信のある投手が貴重だと思う。
ストレートはバックスピンのかかった変化球で、野球において”打ちにくい”とされるボールでもある。
このストレートはバットに当たればよく飛ぶボールだが、落差が少なく、投手の投げたところから軌道を予測するバッターの期待を裏切ることが出来る。
他の球種においても同様のメリットが存在するのだが、ストレートボールには他の球種には存在しないメリットがある。
それは打者の打ち気を削ぐことである(と思う)
投手と打者の勝負においてまっすぐ(ストレート)投げること、そして打つことは”力と力”の意味合いを持つ。変化球であれば”技と技”の勝負になるわけだ。本来最初に覚えるボールと、最初に覚える来たボールを打ち返すという作業は単純に”力比べ”となるわけだから、三振した時、打ち返した時は相手に図りしれないダメージを与えうる。
速球であればあるほど、三振した打者に与えるダメージはでかい。大舞台であるWBCにおいて、国旗を背負ったチームの気概を打ち砕くのに適したボールはないと言える。(と思う)
上原のように速球のストレートは、これまで幾度と無くバッターのやる気、打ち気を削いできたであろう。
国と国の威信をかけた勝負に”ストレート”という球種はいかに重要かということがわかる。(多分納得してるのは自分だけ)
決勝戦はキューバとだそうな・・・
これまで日本は4勝32敗という散々な結果。
こんな国に勝利するには、1打席2打席をただ凡退させただけでは勝ち目はないと思う。3打席目に打たれるかもしれない。1打席、2打席目に力の差を見せ付けるボールを投げておかないと、3打席目以降打たれる可能性が高い。「くそぉ。このピッチャーからは打てない」と思わせることが大事だと私は思う。
まぁ1打席目、2打席目から打たれるかもしれないので気をつけていないと駄目なのだが。