お通夜 そして告別式と 無事に終わりました 色々思う所はあれど… たくさんの方が来て下さって それが何よりだったのではと 僭越ながら思います 葬儀の場に飾ってあった お父様のお写真が とても素敵な笑顔で 式中もずっと見入ってしまった 初めてお会いした時から ご病気ではありましたが 会う度にお父様の素敵な笑顔に 癒されていました お会いしたのは数える程で それが本当に残念でなりませんが 素敵な笑顔とゆったりした物腰で 周りの人も笑顔になるような 魅力的な方だったと思います 結婚式の後 ロビーで車を待ちながら 『○○くん。 僕はもう安心してるからね』と 笑って言って下さった事が 強く心に残っています 私は実の父とは かなり昔に離別していて 断片的にしか思い出もなく 幼い頃から 母方の祖父が 父親代わりだったので 義理とは言え 『お父さん』と言える事が 少し気恥ずかしくも嬉しくて 出来る限り彼女と一緒に 親孝行の様な事が出来たらなと 本当にそう思っていたので 今回の急な出来事は あまりに突然で そしてとても残念でなりません こういう時って どうしたら良いのでしょうね こういう気持ちを彼女や 彼女のお母様と共有して 一緒に悲しむ事も出来たのだけれど お父様のお顔を見て お別れして沢山泣いて そして色々な事に忙殺されて 疲れている彼女とお母様とお姉様が 他の方達と接する時には 精一杯 ぐっと涙を堪えて普段通りに笑って 明るく振舞っている姿を見たら そんな事も口に出せなくなり… 彼女の背中を叩いてあげる事しか 出来ませんでした 不器用なのでね こういう時どうしていいか 分からなくて… しっかり支えてあげなきゃと 思う余りに 僕自身グッと堪えて 接したつもりでしたが そうじゃなくて 一緒に泣いてあげる事も出来たなと そんな事を思いました 僕も お父様のお顔を見て とても堪える事は出来ずにいたので そういう事も優しさであったかと 少しだけ後悔はしています きっと色々な事が片付いた頃 また悲しみも淋しさも 溢れて来るんだろうと思います 出来る事は少ないかも知れませんが そんな時は お母様も含めて あちらのご家族にとって 少しでも支えになりたいと 心から思っています 告別式の最中 お父様の写真を見ていて 人は責任をバトンして 生きていくんだなと それが人間なんだと そんな事を思っていました お父様が大切にしてきた家族 大切に育ててこられた彼女 それらを守っていく責任を お父様からバトンとして 譲り受けたのだと そう思いました 家族を愛して そして 家族に愛されたお父様の姿は 父親のいなかった私にとっては まさに理想の父親像であり 心から尊敬するものでした そのお父様の想い、バトンは まだまだ大きすぎて 今の未熟な私の手には 到底掴み切れないと思いますが 必ず私がその想いを引き継ぐと そう思っています 僕はお父様のようになりたい 今度彼女に会う時には それだけは伝えたいと思います iPhoneからの投稿