多くの人が、同じように記しているだろうけど、あの時の出来事は、忘れてはいけない・・・・想いがあるので、自分の中で風化しないよう、書き残しておきたいと思います。
3.11
東日本大震災。
パニックにまではならなかったけど、地震がおさまり、携帯などの通信手段が完全に麻痺した時、誰にも連絡出来ないって、こんなにも大変なことなのか、と思ったものだ。
そして、あの震災から2週間後、取引先の被害状況を確認しに茨城県北部を訪問した。
あの時の悲惨な光景は、残像としてしっかりと瞼の奥に未だに焼き付いている。
あの時の感情は今も忘れてはいない・・・・
何か出来る事はありませんか? と無意識に言葉が出て、海岸近くの道路に散乱していた瓦礫をスーツ姿で片付けていた。
最初は、惨憺たるこの光景をカメラで撮り、部下に送ってやろうか、とも考えたがやめた。
その画像を撮り、部下に送る事に何の意味があるのか?と自分を恥じた。
それよりも、仕事を半日潰してでも、この場所に連れてきて、見せてやろうと思った。
コレを見て、何も感じないヤツは、これからの仕事のパートナーとして組みたくない、とまで思った。
次の日、部下を連れてきた。
何も言わずに車で様々な地域を見せた。
皆、目に涙が浮かんでいた。
彼等、彼女等、やっぱり瓦礫を片付け始めていた。
それを見て、こいつらと仕事できれば、強いチームになるな、と思った。
そんな未曾有の、自分にとって人生で1番と言える程の衝撃を与えた、そんな出来事から、やっと6年。
14:46には哀悼の気持ちを持って、しっかりと黙祷し、気持ちを新たにしたい。
何か出来る事は・・・・
ありませんか?
これから先も
この気持ちを忘れずに・・。
来年も・・・・。
再来年も・・・・・・。
その先もずっと・・・・・・・・。
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