11月9日  但馬の朝来市 全国山城サミット | 但馬屋老舗「当主の独り言」

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 東京竹田会の翌朝、早起きして7時30分の羽田発・伊丹行きの飛行機で、
9時伊丹発・但馬空港に乗継ぎましたが、到着地の天候は曇りで、1時間も遅れて着陸し、朝来市まではお迎えもなく市長と3人タクシーで移動となりました。
 全国山城サミットに竹田市は今回85番目の加盟自治体団体となり参加しました。基調講演やパネルデイスカッションに参加し、竹田市からも市長の応援隊の武者たちが数人気勢をあげていました。保存から活用に舵は切られていますが、
各地域とも悩みはそれぞれで、会場となった朝来市の竹田城は観光客の爆発的な増加で接客に追われているといううれし悲鳴をあげながら、着実に観光収入を増やす企画を連発していました。
 夜の懇親会は、各地の教育委員会や行政の担当者たちが多く、交流をさせていただきました。じもとのJR駅長や、バス会社社長や観光関係者に市議会議員。
飛び入りで、竹田水害の際にお世話になった谷こういち衆議院議員にも久しぶりにお会いし、朝来市長と共に手土産を渡すこともできました。
 二次会も朝来市長や市議会議員で竹田市に来られたことのある方たちにお付き合いを頂き、三次会まで設定していただきましたが、早朝からの移動で疲れてきました。

 翌10日は、竹田駅のある竹田町にてお城祭りが開催されて、全国の加盟市からの出店がありました。竹田からは若葉農村商社、丸福のから揚げでした。
造り酒屋の土地建物を活用した観光交流施設が開店を迎え、都市計画や店舗デザインの専門家の指導で市の建築改装で、県内近隣他市からのNPOに運用を委任しての出発です。素晴らしい古い商家や酒造所の復元、改装で,レストラカフェ、お風呂、宿泊施設、どぶろく特区の酒造り、ライブラリー、ショップ等がデザインされて、素敵な空間になっていました。
 竹田の中心にもほしい形式の施設でした。
 朝から、嵯峨前副市長さんにお世話になり、この施設の見学、生野銀山のある町へ。合併前から各町の観光政策で案内所や町並み保存や景観計画が行われていて、先進地はほかにもありそうでした。銀山の技師の宿泊施設(官舎)が時代別の特色がわかるように残されていて、俳優の志村喬の記念館になっている館もありました。お茶やガイドがついて安価な入場料でした。
 大住先生の紹介で若い県会議員にもお会いし、意見交換をいたしました。
 その後、前副市長さんにお願いしていて判明した私のご先祖のお寺にご案内いただき、ご住職にご説明を頂きました。親切にも過去帳やお墓にまで行かれて調べていただき、お寺の鐘にも刻まれたご先祖の名前も確認しました。屋号も判明し、屋敷跡は建物はなくなっていましたが、隣地には同姓の方の住居があり、お墓にもゆき確認いたしました。隣地には同じ姓の方の墓所があり、家紋も同じものでした。
朝来市内の和田山に末裔の方が移住されていることも教えていただき、次回にはお会いする予定です。
 収穫の多い今回の旅でした。
 翌朝は大住先生の手配で、養父市の商工会の方に車で豊岡にある但馬空港に送っていただきました。空港では豊岡市の特産のカバン類の販売ショールームがあり、格安の2点を購入いたしました。もともとは柳行李の生産地であったことから、但馬牛の牛皮を使ったカバンや織物を使ったカバン類や装飾品が盛んに創られています。また、藁を使って細工した容器や置物の伝統工芸があり、美術館もあります。
 伊丹空港の乗り継ぎがよくなく、4時間待ちで大分行きの搭乗で。朝8時に宿を出て、午後3時20分大分空港。5時30分に竹田着でした。
 5日間の旅は終わりました。