【なんでも魔女商会 お洋服リフォーム支店】
著者：あんびるやすこ
出版社：岩崎書店
ISBN：9784265054527
発売日：2003年11月28日
【作品紹介】
心から強く願ったものだけが来られるお店
魔法を使わずに丁寧に心をこめて洋服のリフォームをする、魔女シルク。
転校したばかりで友達もできず、さびしい思いをしていたナナはすてきなお店を森のなかで見つけます。そこでナナが出会ったのは、少女のような外見をした鼻もちならないお裁縫魔女と、イギリス貴族の執事のように礼儀正しい召使い猫でした。
なんでも魔女商会は、人間以外の生き物ならみんな知っている、信用ある魔法の老舗。そんな商会の中でも、お洋服のお直しを専門にしている、評判の支店が、お洋服リフォーム支店です。本当にご用のあるときにだけ、行き着くことができるお店。
ところがある日、普通の女の子ナナが、用もないのにリフォーム支店にやってきて…。
ナナはなぜお店に入れたのでしょう<? br>だれにでも必ずすごいところがある!
やさしさにみちあふれた「なんでも魔女商会」シリーズのはじまりです。
（Amazon／商品説明から引用）
【感想】
キャラクターが可愛いし、ちゃんと仕立てる事とお直しを分けている所が良いなって思いました。ネズミのサイズからクマのサイズにお直しの依頼が来た時には、私もシルクと同じように難しいと感じました。ナナの機転でどうにかリメイクすることが出来、さらにサプライズがあります。ストーリーが飽きない速さで進んでいくので、一気読み出来ました。ナナはどうしてお洋服リフォーム店に辿り着けたのか？疑問が残ります。
リメイクする時に魔法とかではなくて、手仕事で裁縫道具が出てきたのが…少し驚きました。ナナと同じように魔女だから魔法で作るのかと思ってました。魔法で作るより手仕事で作られた物の方が高級品と考えられてる事が、個人的に好きです。たまに洋裁用語みたいなものが出てくるので、〖ぐしぬい〗を知らなかったので、ちょっと調べるもの楽しかったです。ナナ専用の裁縫道具にある糸切りばさみが、実際に私が持っているハサミに凄く似ていて驚きました。鶴の飾りまで一緒だったので、よくあるハサミなのかと考えてしまいました(笑)
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