10月になっても 雨の多い今日この頃です。

こんにちは、オクムラです。

前回のNet Zero Energy Houseネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのつづきを。

まずは、エネルギーのムダを省く。

真っ先に考えられるのが、節電でしょうか。

そのためには、夏の冷房や冬の暖房時の節約。

それらの効率を良くしていくのが、外壁・床・天井・屋根等の断熱材の選定となります。

物には熱を伝えやすいまたは、伝えにくいというのがあります。


たとえば、冬場の暖房した部屋の中に木の彫刻やブロンズ像を置いて、ある程度時間がたつと冷たさを感じることはないのですが。

しばらくたって、触ってみるとブロンズ像は、木の彫刻と比較して、はるに冷たく感じるはずで

す。

物質には 熱伝導率というものがあって、この数字が大きい物ほど熱を伝えやすくなっています。

木材が0.2、ブロンズは26.0ぐらいで ブロンズ像の熱伝導率が高くなっています。

手で触るとその触れた面から急速にブロンズ像の方に熱が 移動するので、冷たく感じます。


この単位が W/m・Kです。


説明するとかなり難しく 未だに理解しておりません。

続きはネットでお願いいたします。

簡単に言えば。

壁の厚さ1m、温度差1(K)の時に、1秒間に熱エネルギーが通過するということを意味して

います。

この熱伝導率の小さい断熱材が、省エネで快適な暮らしを与えてくれます。

熱を伝えにくい空気を繊維や発泡樹脂。


ちなみに、気温0度、乾燥空気が0.024W/m・Kです。


次回は材料関係や図を織り込んでみます。