こんにちは、オクムラです。(★´・З・)ノ 
今回も、間取りについて 家相をからめてお話いたします。

「神檀は、端居の間、寝所等を除けて、別間に設くべし。席数(まかず)少なき住処には、押入、袋棚(ふくろ)の中に設けて可なり」(家相大全)

これは、神棚について申しております。
家の端に張出している部屋や寝室には、神棚を祭ってはいけません。しかし、部屋数が少なく祭るには、適当な部屋がない場合は 押入れや袋棚=天袋に設置してもよいですよと。なんと、寛大な考えというか 柔軟性がある考えだと思います。

ふと思いますが・・・ これは部屋の中の収納に関して述べられていますし、現代にも通用する家相の言葉だと思います。

家がある程度広ければ、納戸部屋を設けられますし、独立した倉庫とかもあれば収納に事欠かないと思いますが。なかなか思い道理にならないのが世の常であります。

江戸時代の箱階段

今の世の中、使い捨ての時代とか言われますが・・・なかなかどうして 捨てられないものです。
間取りに関しても 収納には 延べ床面積の10%は必要だと思われます。
どうしても物入や押入が充分取れない場合は、階段下収納、壁収納(ニッチ)、天井裏収納、床下収納と、さまざまな収納方法があります。

階段下収納

季節による分類、個人による分類、使用頻度による分類とさまざまですが、上手に収納スペースを活用して、どこに収納したかを忘れないようにリストなど作りたいものです。


玄関収納


家相と収納についてでしたが
また次回まで勉強しておきます。(・Θ・;)アセアセ…