こんにちはw
大洋ハウジングの道下です。
今日のテーマは
「床の間」 です。
もともとの日本家屋は板張りの床で、
畳は寝具として使われていました。
それが、畳を家中に敷きつめるようになったのは、
室町時代に日本家屋の原型といわれる
「書院造り」 が完成してからです。
この時、畳の床よりもさらに一段高い床をつくり、
「床の間」 と呼んだそうです。
ところで「書院」とはもともと悟りを開くための部屋のことで、
そのためこの床の間に神や仏を描いた絵とか、
教えを書いた掛け軸を掛けて、
燈火をともし、供え物を供えて、祀ったそうです。
それが転じて、後には美術的に価値の高い絵や置物を置いて、
鑑賞するようになりました。
床の間に人が上がってはいけないというのは
神を祀る場所だったころの名残からだそうです。