過去の自分の主張。




たまにふと思い出すことがある。
脚本を書いている時や、誰かの自伝を見ている時。それを書いていこうと思う。






小学中学年の時、クラス替えで男の先生が担任になった。ちょっぴり頭が涼しいおじいちゃんだ。
最初は面白い先生だと思っていた。
ギャグも多く、ハキハキとしていて、主張がない人が嫌いな僕にとってはとても好感をモテる先生だった。






しかし、普段の生活をしていくにつれ、昔の頑固なおじさんということに気づいた。
何かあると、とりあえず怒られ、自分の価値観以外は間違いだと言う人だった。
でもそれ以外覚えていない。
多分自分で消去してしまったのだろう。









しかし、1つ、とても印象に残っていることがある。




クラスで多分なにか僕がしたのだろう。
僕は先生に怒られていた。
僕のことなのでくだらないイタズラをしたか、調子に乗って騒ぎすぎたのだと思う。
僕の記憶はここからしかない。



そのおじいちゃん先生が言った。



「私が担任なのだから、私の言うことを聞きなさい。」



あー言えばこー言うような子供だった僕はこの言葉にどうしても納得がいかなかった。



「僕達は担任の先生を選んでいません。というか、選べません。なので、先生の指示に従う義務はありません。」




こう言いました。今(高校1年)になって思うと、いや、聞けよ!と思いますが、その時はそれが正しいと思っていました。先生の気持ちや周りの人の気持ちを何も考えられていなかったなと思います。
でも。、今もそれが間違ってるとは思いません。先を見るとハイハイ言いながら聞き流した方がいいのは分かっています。




勝手に配属された先生にしかも、ただのサラリーマンのおじさんの押しつけになんで従わなければいけない!?と言う主張です。


そういう思いもあり、中学はしっかりと受験し、進学校の私立中学に行きました。













その時の先生に今言いたいです。




失礼なことを言って。本当に申し訳ありませんでした!!!