ここに来るまで… | 台南もよう * 岩田優子

台南もよう * 岩田優子

台南の古民家めぐりとおいしいもの…ときどき台南人研究

前回、完成しました本のお知らせをしましたところ、たくさんのメールをいただきました。本当に本当にありがとうございます。キラキラ

 

人生何が起こるか本当にわからない…。滝汗

 

今日は、ここに来るまでの経緯を書こうと思いますので、お暇でしたらお付き合いくださいませーーー!!

 

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話は、今から1年ほど前にさかのぼります…真顔

 

実をいうとそのころ、私はブログをやめようと思っていました。滝汗

 

そんなにマメに更新しているわけでも、そんなに長年続けているわけでもないブログだけど、書いていると気分がいい時もあれば、のらない日もある…。

※今では、そういう時には書かなきゃいいんじゃん?ということに気づき、そういう時は書いていないので、いつも楽しんでいますよ~。ウインク

 

それに追い打ちをかけて、自分の写真が無断で他の場所で使われているのを、他の方から教えてもらったり、自分で発見してしまったりが続いた時に、自分はいったい何のためにブログを書いているのかが、わからなくなっていたからです。

 

今まで何もかも3日坊主だった自分にとってはよくやった方だし、もう十分かな…という思いもあり、その時は、今手持ちの写真を貼り終わったら、終わろうと心に決めていました。

 

ちょうど時を同じくして、漫画家のおがたちえさんと一緒に、台南散策をしたことがありました。

(おがたさんは、台北ナビの漫画を担当されていて、本も多く出版されています。)

 

1日あちこちを回っていろんな話をしました。

 

四草の方まで行ってみたり…キラキラ

 

おがたさんは、私のブログを読んでいてくれて「本を出せばいのにーー!」と言ってくれました。今までそんなこと考えたこともなかったし、第一、本というものは偉い人が出すものだと思っていたので不意打ちでした…。滝汗

 

私なんかが絶対ムリ…やっぱりいつものきまり文句がでてきたけど、そのちょっと前に台南で起こった大きな地震も影響していたかもしれません。ブログはやめようと思っていたし、その分のエネルギーを何か他の事に使いたいな…という気持ちもあり、その「何か」を模索中だったので、すごく考えさせられる1日になりました。

 

そして、おがたさんの本を読者側の目線ではなく、つくる側の目線で再度読んでみました。どれだけの時間と労力がかかっただろう…おがたさん…改めてすごい人だと思いました。それと同時に「やっぱり私なんかが絶対…」ってまた出かけたけど、私もそんな夢をもってもいいのかな…と心の奥底に芽生える小さな「何か」がありました。

 

日本だったら、ここで漫画喫茶に行って、ルーキーズとかドラゴン桜系を読んでたと思います…。笑い泣き私にとって台南生活で、いちばんつらいのは漫画です。滝汗日本語のに出会えないし、日本から送ると高いし…ゲッソリ

 

ちなみにここへは約週1ペースで行きます。育樂街の漫画喫茶「租覇」。全部中国語ですが、本の種類は豊富です。ウインク 絵を見てるだけでも、充電されます。

 

 

はっ!脱線しましたーーー!!滝汗

 

そして…なんだっけ・・・はにわ

そうそう、私はそれから自分だったら何ができるのか、時間をかけて具体的に書き出してみました。おがたさんもここに来るまで、紆余曲折あったそうですが、何かきっかけがあった時に準備をしておくと、とんとん拍子に話が進むもんよ…。というアドバイスをもらっていたからです。

 

出来上がった企画書は、自分でいうのもなんだけど、結構イケてるんじゃないかと思いました。笑い泣きでも、世の中そんなにうまくはいかないもんです…。ゲッソリ

なかなか「本にしましょう!」と言ってくれる出版社さんは現れず…。ほとんどがゴミ箱へ直行だったと思いますが、中にはどうしてダメなのかを教えてくれる、親切な出版社さんもいました。やはり、旅行関係自体、今数が多く、台湾といえばやっぱり台北なので、台南だけだとね…。という感じでした。確かにそうですよね…。ニヤニヤ

 

やめようと思っていたブログですが、、ときどきそのブログを通していただくメールに励まされ、台南散策と共に続けて行こうと決めました。DASH!そういえば、台南に来て以来、夢とか目標を持ったのが初めてだったので、出版社にフラれ続けても、ポジティブな気持ちになっていました。キラキラ

 

そんな時、きっかけというものは本当に突然やってきました。滝汗

イカロス出版さんからお声をかけていただき、そして今に至ったという訳です。

 

今回の出版は、地震のことや台南ブーム、おがたさんとの出会いからの私のモチベーションなど、すべてのタイミングがうまくかみ合った結果だと思っています。

 

私は、本当に子供のころから、頭もよくなく何のとりえもない人間です。でもそんな私が本を出せたことに、たくさんの方が勇気をもってもらえたらうれしいし、私がおがたさんからもらったパワーを、今度は与えられたらいいなと思います。

 

ながながと最後までお読みいただき、ありがとうございました。

それではまた~パー

 

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